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ランパード率いるエバートンがチェルシー撃破!! 残留圏までの勝ち点差は2

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決勝点を奪ったエバートンFWリシャルリソン

[5.1 プレミアリーグ第35節 エバートン 1-0 チェルシー]

 プレミアリーグは1日、第35節を開催し、エバートンチェルシーが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半2分にFWリシャルリソンの得点で先制したエバートンが1-0の完封勝利を収めた。

 チェルシーのレジェンドであるフランク・ランパード監督率いるエバートンは勝ち点29で降格圏の18位。3位のチェルシーをホームに迎えたものの、残留のためにも是が非でも勝ち点を獲得したい一戦となった。

 前半をスコアレスで折り返すと、チェルシーはMFジョルジーニョに代えてMFマテオ・コバチッチを投入して状況を打開しようと試みる。しかし後半2分、試合を動かしたのはホームのエバートンだった。敵陣PA手前で受けたDFセサル・アスピリクエタにプレッシャーを懸けたFWリシャルリソンがボールを奪取。こぼれ球に反応したFWデマライ・グレイのラストパスをリシャルリソンが右足で流し込み、スコアを1-0とした。

 後半14分にはチェルシーがゴールを脅かす。しかし、MFメイソン・マウントのシュートはポストを2度叩き、こぼれ球に反応したアスピリクエタのシュートはGKジョーダン・ピックフォードの好セーブに阻まれる。さらに、このプレーで得たCKの流れからDFアントニオ・リュディガーが好機も、至近距離から放ったシュートは距離を詰めたピックフォードの顔面ブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 1点を追うチェルシーは後半24分にFWクリスティアン・プリシッチとMFハキム・ツィエクを同時投入し、流れを引き寄せようとする。しかし、最後までチェルシーにゴールは生まれず。逃げ切ったエバートンが1-0の完封勝利を収めた。

 勝ち点3を上乗せしたエバートンの勝ち点は32に。降格圏からの脱出はならなかったが、残留を争う16位バーンリー、17位リーズとの勝ち点差はわずかに2で、消化試合はエバートンが1試合少ない状況となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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