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久保建英所属のマジョルカ、カンプ・ノウで敗戦も残留圏キープ…ホーム連敗止めたバルセロナが2位確保へ前進!

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決勝点を挙げたMFセルヒオ・ブスケツ

[5.1 ラ・リーガ第34節 バルセロナ 2-1 マジョルカ]

 ラ・リーガ第34節が1日に行われ、MF久保建英の所属する16位マジョルカは敵地カンプ・ノウで2位バルセロナに1-2で敗れた。2試合ぶりの黒星を喫したが、他会場の結果により、残留圏内の16位をキープ。ベンチスタートの久保は後半14分に途中出場した。

 ラ・リーガは前日4月30日に首位レアル・マドリーの2シーズンぶり35回目の優勝が決定。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位以内を確保したいバルセロナは、5バックで守るマジョルカを相手に開始から攻勢をかける。

 ボールを支配して敵陣でゲームを進める中、前半25分にDFジョルディ・アルバが裏へ浮き球のスルーパス。走り込んだFWメンフィス・デパイがトラップから右足でゴール左に決め、先制弾を奪った。

 前半28分にDFジェラール・ピケが負傷でDFエリック・ガルシアと交代するアクシデントもあったが、その後も主導権を渡さない。後半9分にはFWフェラン・トーレスのシュートの跳ね返りを拾ったMFセルヒオ・ブスケツが左足でゴール右に突き刺し、2-0とリードを広げた。

 追いかけるマジョルカは後半14分に2枚の交代カードを切り、久保とMFクレマン・グルニエをピッチへ送り出す。久保はトップ下に入った。バルセロナは同27分にゴール前の混戦からF・トーレスが左足でネットを揺らすも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、オフサイドで得点は認められない。

 すると直後の後半29分、久保がペナルティエリア内左でパスを受け、左足でシュート性のボールを蹴り込む。しかし、ゴール右に外れた。バルセロナは後半30分に負傷明けの19歳FWアンス・ファティを投入。背番号10の戦列復帰にカンプ・ノウは大きく沸いた。

 マジョルカは後半34分にMFサルバ・セビージャのFKからDFアントニオ・ライージョが押し込み、1点を返す。だが、バルセロナが2-1のまま逃げ切り、公式戦のホームでの連敗を3で止めた。欧州CL出場圏外の5位ベティスとの差は暫定で9となっている。

 一方、2月以来の連勝を逃したマジョルカだったが、残留圏内の16位で変わらず。7日にホームで迎える次節は、勝ち点2差で降格圏内18位に位置するグラナダと対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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