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UEFAがロシアへの追加制裁を発表…今夏の女子EUROやUNL、来季欧州カップ戦などへ出場禁止

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ロシアに追加制裁

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、ロシア代表チームと同国のクラブに対してさらなる制裁を科した。

 2月24日から始まったロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、ロシアに対しては国際社会から大きな非難の声が上がる。フットボール界でも同様にロシアを締め出す動きが加速しており、2月末にUEFAは国際サッカー連盟(FIFA)と協力してロシア代表チームと同国のクラブチームに対して“今後の通知があるまで”主催大会への参戦を禁止した。

 この処分により、ロシア代表男子チームは3月末に行われたワールドカップ欧州予選プレーオフへの参加を禁じられ、11月にカタールで開催される本戦への道を閉ざされた。さらに、ヨーロッパリーグラウンド16に進出していたスパルタク・モスクワも不戦敗という扱いで敗退が決まった。

 そして2日、ウクライナとロシアの情勢が悪化の一途を辿る中、UEFAはさらなるロシアへの処分を下す。その中で今夏に予定される女子EURO2022にロシア代表女子チームの出場を禁止し、予選で同国に敗れたポルトガルが繰り上げで出場権を得ることになる。さらに、女子チームは2023年女子ワールドカップ欧州予選をこれ以上戦うこともできなくなった。

 また、男子チームに対してはUEFAネーションズリーグへの出場が禁止される。この結果、同国はリーグBのグループ2で最下位になることが決定し、リーグCへ自動降格する。

 この処分はロシアの男女クラブチームにも適応され、来季のチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ、女子チャンピオンズリーグにも参戦不可能に。

 その他にも、ロシアが興味を示していたEURO2028、EURO2032の開催国に立候補することすら認められないことも併せて発表されている。

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