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[WEリーグ]首位・I神戸は今季初黒星…S広島Rに敗れて優勝お預け、2位の浦和が3連勝で望みつなぐ:第11節延期分

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 WEリーグは3日と4日に各地で第11節延期分を開催した。3日には1試合が行われ、2位三菱重工浦和レッズレディースが敵地でアルビレックス新潟レディースと対戦し、4-2で打ち合いを制している。

 前半21分にDF清家貴子のゴールで先制した浦和は、同29分に相手のオウンゴールで追加点。前半43分にFW菅澤優衣香がチーム3点目を決めると、その後1点を返されるも、後半8分に菅澤がこの試合2ゴール目を挙げた。後半27分には新潟LのDFイ・ヒョギョンに2点差に詰め寄られるも、最後までリードを守り切り勝利。この試合で負ければ、4日開催の試合結果を待たずして、INAC神戸レオネッサの優勝が決まる状況で、浦和は望みをつなぐ白星で3連勝を飾った。

 4日、引き分け以上で優勝が決まる首位のI神戸は敵地でサンフレッチェ広島レジーナと対戦。前半29分にS広島RのFW中嶋淑乃に先制を許すと、最後まで広島の牙城を崩すことができず、0-1で敗れた。開幕からここまで16戦無敗だったI神戸は今季初黒星。優勝は次節以降にお預けとなった。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザはFW藤野あおば、MF菅野奏音のゴールで2-0の快勝。AC長野パルセイロ・レディースは後半5分のDF奥津礼菜の先制点を守り抜き、1-0でマイナビ仙台レディースを下している。

 なお、試合がなかったちふれASエルフェン埼玉は『WE ACTIONDAY』の活動を実施。「子供たちの未来に夢や希望を!」をテーマに熊谷市の児童養護施設の皆さんと交流会を行ったようだ。

 WEリーグは残り3節。首位I神戸と2位浦和の勝ち点差は「9」となっている。

■WEリーグ順位表
順位
チーム
勝点
試合
得点
失点
得失
1
50
20
16
2
2
35
9
+26
2
42
20
13
3
4
40
24
+16
3
34
20
10
4
6
32
18
+14
4
34
20
9
7
4
26
18
+8
5
31
20
9
4
7
25
16
+9
6
25
20
7
4
9
24
26
-2
7
21
20
5
6
9
15
24
-9
8
19
20
4
7
9
20
30
-10
9
18
20
3
9
8
17
31
-14
10
13
20
2
7
11
13
31
-18
11
13
20
2
7
11
13
33
-20


【第11節】
(12月18日)
[フクアリ]
千葉L 1-1 大宮V
[千]鴨川実歩(75分)
[大]上辻佑実(53分)

(5月3日)
[新潟陸]
新潟L 2-4 浦和L
[新]滝川結女(45分)、イ・ヒョギョン(72分)
[浦]清家貴子(21分)、オウンゴール(29分)、菅澤優衣香2(43分、53分)

(5月4日)
[ギオンス]
N相模原 0-2 東京NB
[東]藤野あおば(6分)、菅野奏音(80分)

[広域第一]
S広島R 1-0 I神戸
[S]中嶋淑乃(29分)

[長野U]
AC長野 1-0 マイ仙台
[A]奥津礼菜(50分)

※『WE ACTIONDAY(理念推進日)』とは、WEリーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を体現するために、各クラブがアクションを起こす日。

●WEリーグ2021-22特集ページ

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