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[球蹴男児 U-16]宿敵・大津に敗戦も熊本国府FW松元海斗が前線で奮闘。「次の試合は得点を」

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熊本国府高FW松元海斗は前線で奮闘。ボールを収め、前へ

[5.4 球蹴男児 U-16D1第7節 熊本国府高 0-5 大津高 大津町運動公園陸上競技場]

 熊本国府高は同じ熊本県内の名門、大津高にチャレンジ。奪ったボールを正確に繋いでクロスへ持ち込むなどできていた部分があった一方、守備に甘さが出て失点を重ねてしまう結果となった。

 日章学園高、大津と強豪2チームとの開幕2試合は1分1敗。満足の行く結果ではなかったが、対戦相手の技術力の高さや切り替えの速さを体感し、「自分たちはまだまだ」ということを感じられたことが何よりも大きい。

 大津戦では点差が開いたが、この日も個の奮闘も光った。正田浩之コーチはFW松元海斗(ロアッソ熊本ジュニアユース出身)が前日に続いて粘り強くボールを収め、攻撃の時間を作っていたことを評価。本人も「今日もボールを結構収められたシーンがあったかなと思っています」と頷く。

 松元を起点としたサイド攻撃からMF川上拳士郎のクロスが2度3後とゴール前を横切った。このボールに対し、身体を投げ出して触ろうとしていた松元は「自分の動き出しがもう一個速かったら得点に繋がったと思います」とコメント。守備やコンマ数秒の動き出しの部分から改善する意気込みだ。

 元アルゼンチン代表のFWセルヒオ・アグエロに憧れるFWは、「男児でまだ点数を獲れていないので、次の試合は得点を獲ったり、得点に繋がるようなプレーをしたいです」。次戦ではゴールを決めて、チームを勝たせる。

(取材・文 吉田太郎)
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