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レアルの劇的勝利にアンチェロッティ監督「もう終わりだと世界中が思っていた」決勝は「私にとってダービー」

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劇的勝利を喜ぶカルロ・アンチェロッティ監督

 大会史に残る名勝負となった。レアル・マドリーは4日、ホームでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦のマンチェスター・シティ戦に臨み、3-1で勝利。2試合合計スコアで6-5と逆転し、決勝進出を果たした。

 敵地での第1戦を3-4で落としたレアルは、この試合の後半28分にシティのFWリヤド・マフレズに痛恨の先制ゴールを献上。2戦合計3-5と窮地に陥ったが、後半終了間際にFWロドリゴ・ゴエスの2ゴールで同点に追いつく。延長前半5分にはFWカリム・ベンゼマがPKを沈めてゲームをひっくり返し、劇的な展開でファイナルへの切符をつかんだ。

 欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後に「世界中が、試合はほぼ終わったと思っていた。ちょっとしたことだ。いいコンビネーション、ロドリゴのゴール、そこから私たちは持てる力を全て出し切った」とコメント。「今夜起きたことは、チェルシー戦でもパリSG戦でも起きたことだ。なぜかと言えば、このクラブには歴史がある。もうダメだと思われたときでも、続けることができるんだ」と選手たちが示した勝利への執念を称えた。

 決勝の相手は、シティとプレミアリーグ優勝を争っているリバプール。昨年6月までエバートンを率いたアンチェロッティ監督は「私にとってリバプールとのファイナルはダービーのようなものだね」と話した。

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