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ビッグセーブ連発でMOM選出のレアルGKクルトワ「ホームではどんなことでも可能」

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MOM選出のGKティボー・クルトワ

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦が4日に開催され、レアル・マドリーはホームでマンチェスター・シティに3-1で勝利した。2試合合計6-5とし、優勝した2017-18シーズン以来4年ぶりの決勝進出。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にはGKティボー・クルトワが選ばれた。クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

 アウェーでの第1戦は3-4で敗北。ゴールが求められる展開の中、クルトワは前半からファインセーブを連発し、最後尾でチームを支えた。後半28分に先制点こそ許したが、その後も集中を切らさずにビッグセーブを続け、致命傷となる2失点目を阻止。するとレアルは後半終了間際にFWロドリゴ・ゴエスの2ゴールで合計スコアをタイに戻し、延長前半5分にはFWカリム・ベンゼマのPK弾で合計6-5と試合をひっくり返して勝利をつかんだ。

 クルトワは「このチームとクラブはどんなことでも成し遂げられる。僕たちは最後まで信じ続け、全てが可能になった」とファイナル進出に胸を張り、歓喜に至るまでのゲーム内容を振り返っている。

「延長戦では僕たちの方が上だと分かっていたし、そのためには苦しみに耐え、しっかり守る必要があったが、それをやり抜くことができた」

「得点面に関して僕たちは今日良くなかった。ラストパスを何度も失敗したし、うまくいかないと感じることもある。でも、あのゴールとサポーターのおかげで僕たちは何が起こっても不思議ではないと思えるようになったんだ」

 レアルは決勝トーナメントに入ってからパリSG戦、チェルシー戦に続き、ホームでの第2戦で3度目の劇的勝利。ベルギー代表GKは「僕たちはパリSG、チェルシー、そして今日のように素晴らしいチームを退けてきた。今日は終盤に信じられないような展開になったが、僕たちはホームではどんなことでも可能だということを分かっている。決勝戦が本当に楽しみだよ。マドリーが決勝に進出した時は、優勝するためにそこへ行く」と大会制覇を誓った。

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