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試合中に帰ったレアルサポーター、“奇跡の同点劇”に慌てて戻るも…

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 後半45分からの大逆転でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝進出を決めたレアル・マドリーだったが、サポーターの中には試合を観戦していたにもかかわらず、奇跡の瞬間を見逃した人々も少なからずいたようだ。

 スペイン『マルカ』紙によると、後半35分過ぎからサポーターがサンティアゴ・ベルナベウを離れ、それぞれの帰路に。同28分にはマンチェスター・シティのFWリヤド・マフレズがゴールを決め、合計スコアが3-5となっており、敗戦を覚悟していた人々だった。

 ところがR・マドリーは後半45分、FWカリム・ベンゼマの折り返しに反応したFWロドリゴ・ゴエスが1点差に詰め寄るゴールを決めると、直後のアディショナルタイム1分にもDFダニエル・カルバハルのクロスからロドリゴがゴール。劇的な形で合計スコア5-5の同点に追いついた。

 記事によると、土壇場の2ゴールを知ったサポーターはすぐさまサンティアゴ・ベルナベウに戻り、再入場を求めた。だが、クラブの方針によって再入場は不可。彼らはスタジアムの外で歓声を聞きながらスマートフォンで試合を見つめていたという。

 『マルカ』は「彼の人生にとって最悪の決断」と題した記事で、再入場が許されなかったサポーターに取材。その男性は「試合終了の1分前に外に出て、ゴールの音が聞こえて自分のシーズンシートに戻ろうとしたが、警備によって許されなかった。抗議したら再入場ができないという紙を指示されたが、そのポスターは見当たらなかった」などと不満そうに述べている。

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