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Jリーグが栃木GK藤田和輝の処分発表…GK一発退場は今季J2で早くも3回目

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栃木SCのGK藤田和輝

 Jリーグは5日、規律委員会の決定により、J2第14節で一発退場となった栃木SCのGK藤田和輝に1試合の出場停止処分を下したと発表した。

 藤田はモンテディオ山形をホームに迎えたJ2第14節の後半アディショナルタイム3分、ロングボールに飛び出してきたFW加藤大樹の突破を阻んだが、こぼれ球をMFチアゴ・アウベスに拾われて懸命にアプローチ。足裏のスライディングで倒してしまい、一発レッドカードを提示された。

 すでに栃木は5人の交代枠を使い切っていたため、1-1と緊迫した状況が続く中、FW宮崎鴻をGKに移動。すると後半アディショナルタイム6分、チアゴ・アウベスに決勝ゴールを決められ、1-2で敗れた。

 Jリーグは藤田への処分について「日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、相手競技者に対し、足裏を見せながら過剰な力でタックルした行為は『著しい反則行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。GKの一発退場は多くが「決定的な得点機会の阻止」にあたる中、「著しい反則行為」による処分は異例となる。

 なお、GKの一発退場はJ2では過去2シーズンなかったが、今季は第9節のGK後藤雅明(山形)、第10節のGK新井栄聡(秋田)に続いて早くも3度目。また後藤の一発退場は競技規則の適用ミスによるものだったと判明し、再試合が決まっており、記録の扱いは議論中となっている。

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