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「これが我々の“CL”なんだ」、あのモウリーニョが涙…就任初年度で優勝王手! ローマがECL決勝進出でクラブ史上初の欧州タイトルへ

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ジョゼ・モウリーニョ監督が涙

 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は5日に準決勝第2戦を行った。ローマ(イタリア)はレスター・シティ(イングランド)に1-0で勝利。2試合合計2-1で決勝進出を決めた。

 第1戦は1-1のドロー。しかし、ローマが第2戦を制した。前半11分、セットプレーの流れからFWタミー・エイブラハムがヘディングシュート。ゴールに叩き込み、先制ゴールを挙げる。この得点を守り切り、ローマが2試合合計2-1で決勝進出を果たした。

 ローマは25日の決勝でフェイエノールトと対戦。優勝すれば2007-08シーズンのコッパ・イタリア以来となる14年ぶりのタイトル、そして欧州大会では初のタイトルになる。

 チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、今季からの指揮官就任で偉業まで残り一勝。試合後には思わず涙を流した。『BTスポーツ』では、モウリーニョ監督の言葉を伝えている。

「ローマで働き、ローマに住み、ローマを呼吸するとき、それはこのクラブを呼吸するということだ。なぜなら、この街の本当のクラブだからだ」

「就任初日からこのクラブの“強さ”を感じていた。だがタイトルはなく、決勝進出の経験も少ない。そういう歴史は、クラブ本来の見え方とは関係ないということだ」

「私は感情的だよ。もちろん、この勝利よりも大きな出来事はあった。だが、自分のためではなく、このクラブにかかわる人々や選手たちのために、感情を揺さぶられている。この大会はわれわれにとっての“チャンピオンズリーグ”なんだ」


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