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選手たちがシーズン途中にイビサ旅行に出掛けたことへの非難にナーゲルスマン「私は彼らの父親や教師ではない」

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バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督

 バイエルンユリアン・ナーゲルスマン監督は、チームのイビサ旅行への非難についてコメントした。

 3試合残して今季のブンデスリーガを早々と制して10連覇を達成したバイエルン。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)からも敗退が決まっており、先週末の1-3で敗れたマインツ戦後にバレアレス諸島で2日間の休暇を取っていたことがわかっている。

 しかし、シーズン途中でのこの祝勝旅行ととらえられてもおかしくはないスペインへの旅には批判的な意見が集まっており、クラブのレジェンドであるローター・マテウス氏らからも厳しい声が上がっていた。

 7日のシュツットガルト戦を前にしたプレスカンファレンスで、この件について問われたナーゲルスマン監督は「ブラッツォ(スポーティングディレクターのハサン・サリハミジッチ氏)がこの件について話していた通りだ。私はチームへの責任があり、2日間のオフを与えたことで私は十分に責任を果たした」と話し、以下に続けた。

「選手たちの年齢を考えれば、みんな十分に大人だ。私は彼らの父親でもないし、教師でもない。グループとして彼らがそのようなことをすると決めたのなら、すべての責任は彼らにある。選手たちはオフを使いたいように使うことができる」

 また、優勝決定後のマインツ戦ではらしくないプレーを見せて黒星を喫したバイエルンに対しては、真剣にリーグ戦を戦っていないとの非難の声も出ている。特に今週末には残留争い中のシュツットガルトと対戦するため、ライバルのヘルタ・ベルリンからは、バイエルンが惰性でシーズンを終わらせようとしていると非難されていた。

 これを受け、ナーゲルスマン監督は「マインツ戦はこのリーグを歪めるものではなかった。マインツはすでに残留を決めており、我々にも失うものはなかった。それに、我々が残留争いに関与できることはわずかだ。我々には2試合が残っていて、1つはシュツットガルト戦で、我々には6ポイントを取る仕事がある。しかし、残留争いに関して我々にできることはこれだけだ」と反論した。

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