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ルカク2発も勝ち切れず…90+7分に被弾のチェルシー、ウルブスにドローに持ち込まれる

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後半アディショナルタイムに同点弾を浴びたチェルシー

[5.7 プレミアリーグ第36節 チェルシー 2-2 ウォルバーハンプトン]

 プレミアリーグは7日、第36節が開催され、チェルシーウォルバーハンプトンをホームに迎えて2-2で引き分けた。3位をキープしたチェルシーだが、CL出場権獲得に向けて思うように勝ち点を積み重ねられていない。

 3位につけるチェルシーだが、前節は降格圏沈むエバートンに完封負けを喫するなど、ここ4戦1勝1分2敗と勝ち点を伸ばせず。4位アーセナルとの勝ち点差は3、5位トッテナムとの勝ち点差は5と気の抜けない状況が続いている。

 ウルブス戦の当日には、アメリカ・メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースで共同オーナーを務めるアメリカ人実業家のトッド・ベーリー氏らが率いる新しいオーナーグループが、クラブ買収の条件に合意したことを発表。来季のCL出場権獲得するためにも勝ち点3を上乗せしたい一戦となった。

 前半9分にはチェルシーがゴールに迫る。MFマテオ・コバチッチの鋭いパスを受けてPA内に侵入したFWティモ・ベルナーが左足で狙うも、好反応を見せたGKジョゼ・サに左手1本で弾き出されてしまう。

 前半34分にはFWクリスティアン・プリシッチのスルーパスからPA内に走り込んだベルナーが右足のシュートでネットを揺らすが、抜け出した際にファウルがあったとしてノーゴールの判定に。さらに同38分にはCKの流れから最後はMFルベン・ロフタス・チークが押し込んだものの、VARが介入した結果、オフサイドの判定でゴールは取り消された。

 0-0のまま迎えた後半開始直後にもベルナーが好機を迎え、至近距離からシュートを放つもジョゼ・サの好セーブに遭ってネットを揺らすには至らず。しかし、同7分、PA内に侵入しようとしたFWロメル・ルカクがDFロマン・サイスに足かけられて転倒。オンフィールドレビューの結果、チェルシーにPKが与えれて、キッカーを務めたルカク自身がネットを揺らしてスコアを1-0とした。さらに後半13分には相手のパスミスを拾ったプリシッチのパスに走り込んだルカクが右足で蹴り込み、チェルシーのリードは2点差に広がった。

 しかし、後半34分にカウンターからFWフランシスコ・トリンコンに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、ウルブスに1点差に詰め寄られてしまう。さらに90+7分にはFWシキーニョのクロスからDFコナー・コーディにヘディングで同点ゴールを叩き込まれ、試合は2-2のドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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