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リバプールは暫定首位浮上も痛恨のドロー…トッテナムはソン・フンミン先制弾を守り切れず

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[5.7 プレミア第36節 リバプール 1-1 トッテナム]

 プレミアリーグは7日に各地で第36節を開催し、2位リバプール(勝ち点82)はホームで5位トッテナム(勝ち点62)と対戦。1-1の引き分けに終わった。リバプールは明日同節を戦う1位マンチェスター・シティに勝ち点83で並ぶも、得失点差で暫定首位浮上。トッテナムは4位アーセナル(勝ち点63)にあと一歩届かなかった。

 首位奪還へ負けられないリバプールとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に向けて勝ち点3が欲しいトッテナムの一戦は、試合開始からホームチームが主導権を握る。それでも、トッテナムGKウーゴ・ロリスがの牙城を崩せないリバプール。攻め込む時間が続くがスコアレスのまま試合が進んだ。

 リバプールは前半39分、左サイドでコーナーキックを得ると、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスをDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘディング弾。しかし、シュートはクロスバーに直撃し、ゴールネットを揺らすには至らない。

 対するトッテナムも前半42分にカウンターからMFピエール・エミール・ホイビュアがミドルシュート。こちらもポストに嫌われ、先制とはならない。試合はスコアレスで前半を折り返した。

 0-0で迎えた後半も序盤はリバプールがボールを握る展開。それでも先にネットを揺らしたのはアウェイのトッテナムだった。後半9分、ボックス手前からFWハリー・ケインが左前方のMFライアン・セセニョンにボールを繋ぐと、ゴール前に通したパスにFWソン・フンミン。落ち着いてシュートを突き刺し、先制に成功した。

 1点を追うリバプールは後半28分にFWモハメド・サラー、アレクサンダー・アーノルドと立て続けにシュートを放つも相手選手の好守に遭う。それでも、同29分に同点弾。ペナルティーエリア手前左でボールを受けたFWルイス・ディアスが右に持ち出して相手のプレスを外すと、右足を振り抜いたシュートがブロックに入ったMFロドリゴ・ベンタンクールの右足に当たり、ゴール左に吸い込まれていった。

 試合はその後互いにゴールに迫るもスコアは1-1から動かず。勝ち点1を分け合う形となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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