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松木玖生はU-21代表候補合宿で課題克服を目指す「得点にかかわるようなプレーを」

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MF松木玖生(FC東京)

 飛び級選出ということを忘れがちになる。4月30日に19歳となったMF松木玖生(FC東京)は、9日から始まった3日間のU-21日本代表候補合宿に招集された。今回は「得点にかかわるようなプレー」を意識。さらなる成長を図る。

 高卒ルーキーとしてFC東京で躍進を続ける松木は、3月開催のドバイカップU-23のU-21日本代表メンバーに選出。クラブ事情で途中離脱となったが、2試合に出場してチームの初タイトルに貢献した。また、5月3日の第11節・アビスパ福岡戦ではプロ初ゴール。数か月でさまざまな経験を積んでいる。

 特に、3月のドバイ杯では自身の課題を見つけたようだ。「ドバイ杯を通じて、大岩監督に求められたことが明確になった。得点にかかわるようなプレーをしないといけない」。持ち前の運動量やボックス・トゥ・ボックスの動きはJ1でも通用。その上で、今回の合宿ではゴールに向かう意識を高めるようだ。

 合宿はたった3日間。だが、最終日には大学選抜との練習試合がある。「よりゴール前に飛び込むシーンを増やしていかないといけない。FC東京でこの前に得点することができましたけど、もっとゴール前でかかわっていかないといけない。大学選抜との試合で見せていけたら」。試合を決定づける力を手にするべく、19歳の新たな挑戦が始まった。

(取材・文 石川祐介)
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