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ペップの“全員がリバプールを応援している”発言にクロップが反論「この街でも我々を応援するのは50%ぐらい」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督の発言に反応した。

 8日のニューカッスル・ユナイテッド戦で5-0の圧勝劇を演じたマンチェスター・C。これで3試合を残して2位リバプールと勝ち点3差、得失点差で3点リードと、プレミアリーグ連覇に向けて大きく前進する。

 しかし、試合後にグアルディオラ監督は4冠を目指すリヴァプールとの優勝争いについて「この国の全員がリバプールを応援している」と自虐めいたコメントを残していた。

 この発言を受け、9日のプレスカンファレンスで意見を求められたクロップ監督は「私はリバプールに住んでいるから、ここでは多くの人たちが我々のリーグ優勝を望んでいる。それは事実だ。しかし、この街でもおそらく50%ぐらいしかいないだろう。監督として、私も最近では同じような経験をした」と話し、以下に続けた。

「スパーズ戦の後、私は『彼らは彼らのようにプレーし、今彼らは5位でしかない』と言った。その時は良い気分だったがそれは間違いだった。しかし、あれが当時の私の気持ちだった。私はこれ以上できないほどにアントニオ(コンテ)を、そして彼の仕事やチーム作りをリスペクトしている」

「受け入れることの難しいチャンピオンズリーグ敗退が決まった後だったからなのか、どのような状況でペップがあのような発言をしたのか正直、私には定かではない。リバプールがファイナルに進んだのは確かだが、『彼らはビジャレアルが相手だった。我々はレアル(マドリー)と戦った』というような考えを持っていたのかもしれないし、その後あのような発言をしたのかもしれない」

「彼が言ったことは正しい。我々はプレミアリーグを1度しか取っていない。しかし、この国全体が我々を応援しているのか私にはわからない。敵地でプレーすればそのように感じたことはないし、実際は真逆だ。この発言については彼が私よりもよく知っているだろう」

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