beacon

バルセロナが10人セルタを下して3連勝! 救急車で運ばれたアラウホにシャビ監督「最初は驚いた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナが3-1で勝利

[5.10 ラ・リーガ第36節 バルセロナ 3-1 セルタ]

 ラ・リーガで2位につけるバルセロナが10日の第36節でホームに11位セルタを迎え、3-1で勝利を収めた。3連勝を飾り、2位確保に前進している。

 前節に来季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位以内を確定させたバルセロナ。前半30分、FWウスマン・デンベレがスピードに乗って右サイドを突破し、ペナルティエリア内右から中央へパスを出す。フリーのFWメンフィス・デパイが右足で流し込み、先制ゴールとなる今季12得点目を挙げた。

 さらに前半41分、ボックス内左に進入したデパイからの折り返しがDFに阻まれるも、こぼれ球をFWピエール・エメリク・オーバメヤンが左足で蹴り込み、追加点を奪取。オーバメヤンは今冬の加入からリーグ戦10得点目となった。

 後半3分にはデンベレが右サイドをドリブルで攻め上がり、中央へラストパスを送る。長いランニングでペナルティエリア内に入ったオーバメヤンが右足でゴール左に決め、今季11点目をマーク。バルセロナが一気に3-0とリードを広げた。

 セルタは直後の後半5分、相手のパスミスからFWイアゴ・アスパスの今季18ゴール目で1点を返す。しかし、同13分に途中出場DFジェイソン・ムリージョがデパイの突破をファウルで止め、レッドカードで退場。数的不利に陥る。

 後半15分にはバルセロナにもアクシデント。ハイボールを巡ってMFガビとDFロナルド・アラウホが味方同士でぶつかり、2人ともピッチに倒れる。アラウホのもとには救急車が駆けつけ、そのまま病院に搬送された。

 試合は3-1でバルセロナが勝利。翌日にゲームを行う3位セビージャとの勝ち点差を暫定で7に広げた。

 クラブはアラウホに関し、公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)で「試合中に脳震盪を起こしたため、病院に移送され、さらなる検査を行なうことになる」と報告。シャビ・エルナンデス監督は「担当医とも話したが、大丈夫だ。意識もあるし、落ち着いている。最初は驚いた。今晩は用心もかねて病院で過ごすが、全て順調にいけば明日は家に帰れる予定だ」と伝えた。

救急搬送されたDFロナルド・アラウホ

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP