ドルトムントは11日、ザルツブルクFWカリム・アデイェミの獲得を発表した。

　2002年1月18日生まれの20歳は今シーズン、リーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグで計35試合に出場して22得点6アシストを記録。そして、昨年9月にはドイツ代表デビューを果たし、初ゴールも挙げている。

　ドルトムントは、エースのFWアーリング・ハーランドのマンチェスター・C移籍が発表されたばかり。“ノルウェーの怪物”の後釜として迎え入れられたアデイェミは、27年までの5年契約を結んだようだ。

　ミヒャエル・ツォルクSDは「常に才能に恵まれ、その強さと卓越したスピードで私たちの攻撃を強化できる」と期待を寄せる。また、アデイェミ自身も「子供の頃から、ドルトムントのペースの速いサッカーに魅了されてきました。だからドルトムントからの興味を聞いた時、すぐに移籍したいと思った。素晴らしいドルトムントファンのサポートを受けてエキサイティングなチームになること、中期的にタイトルを争い勝ち取っていけるチームであることを確信しているので、長期の契約を結びました」と語った。

　なお、ドイツ『ビルト』によると、移籍金は3000万ユーロ(約41億2000万円)+ボーナス最大250万ユーロ(約3億4000万円)になるようだ。

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