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リバプール、去就注目マネとは今季終了後に話し合いへ…サラーとの交渉結果が影響する可能性も

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FWサディオ・マネがシーズン終了後に契約交渉へ

 リバプールは、FWサディオ・マネとの契約交渉をシーズン終了後に予定していることが『GOAL』の取材で明らかになった。

 2016年にサウサンプトンからリバプールに加入して以降、主力の1人としてチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ初優勝に貢献したマネ。そんな同選手の現行契約は来夏に満了を迎えるも、依然として交渉は始まっておらず、同じく2023年夏に契約が切れるFWモハメド・サラーとの交渉をクラブが優先するとも報じられていた。

 契約状況への注目が集まる中、先日にはバイエルンが代理人と話し合いを行い、マネの獲得に興味を持つとドイツ『スカイ』が報道。さらに、スペイン『ムンド・デポルティボ』はバルセロナのターゲットになり得るとも伝えていた。

 マネの去就に関する報道が絶えないものの、リバプールに慌てた様子はない。クラブと同選手の代理人を務めるビョルン・ベゼメル氏は、シーズン終了後に話し合いを行う予定であることがわかった。同代理人は新たにスポーティングディレクターに就任するユリアン・ウォード氏とも親しい間柄であり、先日のビジャレアル戦を一緒に観戦していた。そのため、マネの去就に関する報道により、リバプールが契約交渉を急ぐ可能性はかなり低いと見られる。

 マネ自身は現在、シーズン4冠を目指すチームのことだけに集中しており、ユルゲン・クロップ監督も同選手の残留を望むとされている。しかし、マネ、サラー、FWロベルト・フィルミーノが揃って契約最終年に入るため、状況は複雑に。3選手がともに新契約を結ぶ可能性は「低い」とみられる。そしてリバプール側は、サラーを引き止めるためにクラブのサラリー体系を崩さなければならないことも承知しているようだ。そのため、サラーとの交渉結果がマネとの契約延長に関わる可能性は高まっている。

 なお、現時点でマージーサイドで幸せを感じるマネだが、リバプールから退団する可能性は限りなく低い。また、バイエルンと代理人ベゼメル氏の話し合いは、MFコンラート・ライマーの将来に関してのものであり、セネガル代表FWに関する話題はなかったことが『GOAL』と『SPOX』の取材で明らかになっている。

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