beacon

U-21日本代表候補vs全日本大学選抜 試合後の大岩剛監督会見要旨

このエントリーをはてなブックマークに追加

大岩剛監督

 パリ五輪世代のU-21日本代表候補は11日、合宿最終日に全日本大学選抜と対戦し、0-2で敗戦。大岩剛監督は試合後に会見を行った。同代表は6月にAFC U23アジアカップに出場する。

 以下、試合前日の大岩剛監督会見要旨

──今回起用した選手の意図は。
「意図はたくさんあって、コンディションの部分もある。所属チームの試合出場時間、そういうものも含めて、先発選手、後半の選手をチョイスしました」

──細谷真大(柏)の(唯一出場しなかった)意図も。
「そうですね」

──4-3-3の布陣。染野唯月はインサイドハーフでの起用だった。
「イレギュラーがあり、選手の特長があり、その中でわざとこういう形で選手にやってもらった。戦術的な部分も含めて、われわれの意図、これから向かう先のことも選手たちに伝えながら、こういうプレーを望んでいる。大会中にイレギュラーがあれば、そういうポジションでもやらなければいけない場合があるかもしれない。先を見越した中で、チャレンジをして要求をした。今回は、日頃出ているポジションと違う選手、同じ選手もいた。何ができるかという見極めも少し見られた」

──伝えていた部分の成果はきょうの試合で得られたか。
「結果を見れば、なかなか伝わっていなかった。積極的に、前向きにトライしている選手も見受けられた。手応えは半々。それを勝利に結びつけないといけない。もっと精度をあげていかなければいけない。1+1が3にならなければいけないということを考えると、こちら側でももう少し何かあったかと反省はしている」

──3日間という短期間で積み上げられた部分は。
「U23アジア杯に向けてラージグループがある。その中でプレーモデル、原則、戦術といったものは、50人のわれわれのグループの選手には伝えられている。今後の活動でもっとシンプルに、もっと濃く、伝えられていくステップはこの3日間でできた。よりレベルが上がって、より削ぎ落してやっていける」

──この試合の結果はどのように見られているか。
「非常に反省すべき結果。前半はボールを持ちながらも、支配しているとは言えなかった。それはボールの支配なのか、スペースの支配なのか含めて物足りなかった。後半は相手のプレッシャーに対して、自分たちがどう運んでいくのかというところの局面の打開で、選手個人個人の迷いがあった。そこを改善していかないといけない」

●AFC U23アジアカップ2022特集ページ

TOP