beacon

札幌ミシャ監督「鈴木と上田がわれわれのチームにいたら…」先制弾のFW上田綺世「ずっと評価してくれていてうれしい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW上田綺世

[5.14 J1第13節 鹿島 4-1 札幌 カシマ]

 北海道コンサドーレ札幌ペトロヴィッチ監督は試合後、多くのチャンスをつくりながらも決め切れなかった後半を振り返り、「鈴木(優磨)か上田(綺世)がわれわれのチームでプレーしていたら、4-4、5-4になっていたかもしれない」と冗談まじりに語った。

 試合後、ペトロヴィッチ監督のコメントは報道陣を通して鹿島アントラーズFW上田綺世の耳にも届いた。「今までずっとそんな感じで評価してくれているのでうれしい」。率直に喜びを表現した23歳は「もともと札幌はジェイとかちょっとガタイのいいFWがいて、そこに当ててというイメージだった。そこがなかったので前から行きやすいのがあった」とストライカー目線で試合を振り返った。

 この日は前半6分、MFディエゴ・ピトゥカのスルーパスに反応し、見事な裏抜けから先制ゴールを記録した。「タイミングが遅れたらオフサイドになるし、ピトゥも見てくれたので、タイミングよく抜け出せたんじゃないかと思う」。“らしい”一撃により、得点ランキング首位に並ぶ今季8点目。だが、それを報道陣から伝えられた上田は「そうだったんですか」と冷静だった。

 あくまでも上田がフォーカスするのは、毎試合のように口にしている「目の前の一戦に勝つ」ということだ。前節の広島戦(●0-3)での大敗から立ち直ったチームを「そこの修正力が今年の武器」と言い切ったエースは、これからも勝利のためにゴールを積み上げていく。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP