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ダワンの決勝弾でG大阪が今季初の連勝! 柏はメモリアルマッチ飾れず…

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敵地での柏戦の勝利は2017年以来5年ぶりのG大阪

[5.14 J1第13節 柏 0-1 G大阪 三協F柏]

 14日、各地でJ1第13節が開催され、三協フロンテア柏スタジアムでは、柏レイソルガンバ大阪が対戦。後半にセットプレーからMFダワンが挙げたゴールが決勝点となり、G大阪が1-0で勝利した。

 4位の柏は、8日の浦和戦(△0-0)の先発から2選手を入れ替え。FW森海渡とMF中村慶太に替えて、FW小屋松知哉とMF戸嶋祥郎を起用した。対する12位のG大阪は、8日の神戸戦(○2-0)のスタメンから3選手を変更。MF小野瀬康介、MF福田湧矢、FWパトリックに替えて、MF石毛秀樹、FW山見大登、FWレアンドロ・ペレイラが名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

「柏レイソル創立30周年記念マッチ」と銘打たれた一戦。ともに立ち上がりからシュートシーンを重ねていく。

 ホームの柏は、開始1分も経たないうちに、自陣からカウンターを仕掛け、MFマテウス・サヴィオのラストパスをMF戸嶋祥郎が右足でとらえるも、シュートは枠の外に。6分にはDF三丸拡、11分にはMF椎橋慧也がそれぞれミドルレンジから狙ったが、ゴールマウスをとらえきれない。

 GK一森純からビルドアップしていくG大阪は、一森が左サイドのDF黒川圭介へ浮き球のパスを送ると、黒川は前線のFW山見大登へ素早くつける。GKキム・スンギュが前目のポジションをとっていたため、無人のゴールへとループシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 前半21分、マテウス・サヴィオは自ら獲得したFKで20mほどの距離からシュートを放ったが、弧を描いたボールは、ゴールポストにはね返されてしまう。

 前半の終盤にも柏は続けざまにチャンスを構築。DF大南拓磨のクロスはゴール前のFW小屋松知哉にピタリと合ったが、ヘディングシュートはゴールポスト左に外れてしまう。42分にも決定機。戸嶋のスルーパスに抜け出たFW細谷真大がGKとの1対1を迎えるが、GK一森が好セーブでしのぎ、前半にスコアは動かなかった。

 ハーフタイムに交代のカードを1枚切ったG大阪は、MF石毛秀樹を下げてDF三浦弦太をピッチへ。システムを4-4-2から3-4-2-1へとシフトさせた。

 後半最初のチャンスも柏だった。5分、中盤でのカットからマテウス・サヴィオがドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリアの小屋松へとラストパス。しかし、三浦がコースに入ってシュートを許さない。

 ゴールを先に割ったのは、アウェーのG大阪だった。CKを獲得すると、直前のプレーで接触していたDF上島拓巳とFWレアンドロ・ペレイラは一時ピッチの外へ。2人がピッチの外にいる間に行われたCKで、ファーサイドのDFクォン・ギョンウォンが中央へ折り返すと、柏DFが当てたこぼれ球をダワンが蹴り込む。後半27分に均衡は破れた。

 互いに交代のカードを切り、終盤戦に入ったが、柏はシュートチャンスをつくることができない。5分におよぶアディショナルタイムでもスコアは動かず、G大阪が1-0で勝利をおさめた。今季初の連勝を飾ったG大阪は、勝ち点を17にのばしている。

(取材・文 奥山典幸)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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