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遠藤航からキャプテンマークをもぎ取ってネットオークションに出品? 現地の警察が捜査へ

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 シュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航のキャプテンマークを何者かがネットオークションに出品したようだ。警察沙汰となるかもしれない。

 遠藤は14日にホームで行われたブンデスリーガ最終節ケルン戦でアディショナルタイムに勝ち越し弾を決め、チームを2-1の勝利に導いた。この結果、2部3位との入れ替えプレーオフの16位につけていたシュツットガルトは15位に浮上。土壇場で1部残留が決定した。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、サポーターの歓喜が爆発。観客がピッチになだれ込み、選手たちとともに大興奮。劇的ゴールを記録し残留の立役者となった遠藤はチームメイトたちに胴上げされたことも話題となり、ドイツメディアでも大きく取り上げられていた。

 しかし、どうやらクラブの歴史に残るこの瞬間に泥を塗るような出来事があった模様だ。地元メディア『ZVW』によれば、何者かが遠藤からキャプテンマークをもぎ取り、ネットオークションに「5月14日のシュツットガルト対ケルンでワタル・エンドウが実際に巻いたキャプテンマーク」として出品したという。価格は4000ユーロ(約54万円)に設定されていたようだ。

 これについて数多くのサポーターがツイッターで激怒。1人のツイートに「捜査課に通知しました。情報ありがとうございます」とリプライしたシュツットガルトの警察署だが、スポークスマンは『ZVW』に対し、現在「サッカー関連の犯罪を担当する捜査課」がこの件について犯罪であるかどうかの捜査を行うと伝えている。問題の場面はいくつかの動画にも収められているようだが、捜査課はどのような判断に至るのだろうか。

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