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「2か月プレーしていない選手とは思えない」…今季初先発で“結果”残した南野を地元紙が評価

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リバプールFW南野拓実

 リバプールのFW南野拓実が今季初先発で貴重な同点ゴールを叩き込んだ。地元紙『リバプールエコー』は「2か月間、プレーしていない選手とは思えないほどだった」と称えている。

 3月20日のFA杯準々決勝ノッティンガム戦以来の出場。プレミアリーグに限れば2月19日の第26節ノリッジ戦以来、リバプールでのプレミアリーグ先発出場は20年12月19日の第14節クリスタル・パレス戦以来となった。

 リバプールでは約2か月ぶりの公式戦となった南野だが、0-1と1点のビハインドを背負って迎えた前半27分に結果を残す。右サイドのDFジョー・ゴメスからボールを受けたFWディオゴ・ジョタの柔らかな落としをPA内で受けると、右足の豪快なシュートでニアサイドを打ち抜いて同点ゴールを記録した。

 1月16日の第22節ブレントフォード戦以来となる、今季プレミアリーグ3点目、公式戦では10得点目と二ケタの大台に乗せた(FA杯3得点、カラバオ杯4得点)。うっ憤を晴らすようなゴールとなったが、対戦相手が昨季途中からレンタルで在籍したサウサンプトンであったこともあり、南野は派手に喜ぶことはなかった。

 試合は後半22分にDFジョエル・マティプがゴールを奪い、リバプールが2-1の逆転勝利を収めてプレミア制覇の可能性を残して最終節へと向かう。

 今季初先発でゴールという結果を残した南野を、『リバプールエコー』は「1月にルイス・ディアスが加入したため、当然ながら序列が下がっている。だが、サウサンプトン戦ではクロップの目に留まろうとプレー。2か月間、プレーしていない選手とは思えないほどだった」と評価した。

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