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42年ぶりの欧州カップ戦制覇へ…フランクフルト指揮官「我々の強さは団結力。ファンのためにベストを尽くす」

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オリバー・クラスナー監督と長谷部誠

 フランクフルトのオリバー・クラスナー監督は、ヨーロッパリーグ決勝に向けてコメントした。

 長谷部誠鎌田大地の2名の日本人選手を擁するフランクフルトは今シーズンのヨーロッパリーグで大躍進。バルセロナなどの強豪を破り、優勝した1979-80シーズン以来となる決勝進出を果たした。そして、18日にスペイン・セビリアのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでレンジャーズと対戦する。

 大一番を前に今シーズンからフランクフルトを指揮するグラスナー監督は『UEFA.com』で「コーチとしての私にとって、優勝すれば私のキャリアのハイライトになる。それに、優勝すればエルンスト・ハッペル以来2人目のオーストリア人コーチになる」と話し、自身の思いを続けた。

「彼はオーストリアのレジェンドで、私にとってはこの上ない功績になる。しかし、アイントラハトやファン、選手たちにとって42年ぶりにこのトロフィーを持って帰ることはこれまでで最も重要なことになるだろう。最高の雰囲気とサポートとともにスタジアムに喜びを運んでくれるファンのためにも我々はベストを尽くしたい。そうできれば、我々はトロフィーとともに帰還し、ファンと一晩や二晩祝えるはずだ」

 また、決勝の相手レンジャーズについて「彼らはブンデスリーガの2つのトップチームを撃破した。これは彼らが良いチームであり、ドイツのフットボールへしっかりとした備えがあることを示している。拮抗した激しい戦いになると予想している。イギリスのフットボールはとてもフィジカル的だ」と話したグラスナー監督はフランクフルトの強みについても語った。

「我々の一番の強さは団結力だ。スカッドに最高のチームスピリットがある。ノックアウトステージで常に出場停止や負傷の選手がいたが、代わりの選手たちが良くやった。それに高いインテンシティでのフィジカルなフットボールもできる」

「我々はしっかりとオーガナイズされ、ウエスト・ハムやバルセロナ、ベティスを苦しめた。それに、ハイペースでの縦に速いフットボールもできる。選手たちは自分たちの限界までプレーする準備ができている。レンジャーズ戦でもこれを繰り返す必要がある」

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