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アーセナルMFジャカがチームメイトを非難「準備ができていないのなら家にいればいい」

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敗戦を悔やむMFグラニト・ジャカ

 アーセナルのMFグラニト・ジャカが16日に敵地で行われたプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦(●0-2)後、自分を含めた選手側に対して厳しい言葉を並べた。アメリカ『ESPN』が報じている。

 試合前の時点で5位アーセナルは勝ち点2差で4位トッテナムを追いかけていたが、後半の2失点でニューカッスルに敗れ、2連敗を喫した。リーグ戦は残り1試合。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を得られるトップ4入りは、自力では不可能な状況となった。

 ジャカは『スカイ・スポーツ』のインタビューで「正しい言葉を見つけるのは難しい。最初の1分から90分まで、僕らはピッチに立つ資格がなかった」とショックを隠せない様子で話し、負けた原因はミケル・アルテタ監督の采配ではなく選手たちにあったと指摘している。

「なぜこうなったのか説明できない。僕らはゲームプラン通りにやらなかった。監督の言うことを聞かなかった。起こったことは、惨憺たるパフォーマンスだった。チャンピオンズリーグはもちろん、ヨーロッパリーグを戦う資格もない。今のところ、とても受け止め切れない」

「なぜ、監督が要求していることをやらないのか、僕には分からない」

「この試合に向けて準備ができていない者がいるならば、家にいればいい。年齢は関係ない。ナーバスになっているのなら、ベンチにいるか、家にいるんだ。フィールドではプレーする度胸のある人が必要だ。僕たちにとって最も重要な試合の1つだった。ここに来てくれたファンたちのことを考えると、とても申し訳ない気持ちになる」

「彼ら(ファン)には申し訳ないが、それ以外の言葉はない。ドレッシングルームはとても静かだ。もともとのゲームプランと実際の90分間でやったことはまったく違っていた」

 2016-17シーズンを最後に欧州CLの舞台から遠ざかっているアーセナル。仮に今節のニューカッスル戦で勝っていれば、1ポイント差でトッテナムを上回り、4位で最終節を迎えることができていた。

 ジャカは「僕たちは6年間(欧州CLでプレーすることを)待っている。全ては僕らの手のひらにあったのに」と痛恨の敗戦を悔やんだ。

 プレミアリーグ最終節は22日に各地で一斉開催され、5位アーセナルはホームで16位エバートンと対戦。一方、4位トッテナムはアウェーで最下位ノリッジと顔を合わせる。

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