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谷口彰悟がDOGSOで終盤に退場も…数的不利の川崎Fは鳥栖と痛み分けスコアレス

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川崎Fと鳥栖はスコアレスドロー

[5.21 J1第14節 鳥栖0-0川崎F 駅スタ]

 J1リーグは21日に第14節を行った。サガン鳥栖川崎フロンターレの対戦は、0-0でスコアレスドローに。他会場の2位・鹿島アントラーズも引き分けたため、川崎Fの首位はキープとなった。

 前節は今季ワーストの大量4失点を喫した5位・鳥栖。一方、川崎FはACLからJリーグ復帰後も連勝を続け、首位をキープする。今後の勢いを左右する一戦で、両者は序盤から相手ゴールに迫る。鳥栖は開始6分からMF岩崎悠人がクロスバー直撃のシュートを放った。しかし、両者ともにスコアレスで前半を折り返す。

 川崎FはハーフタイムでMF小塚和季に代えてFWマルシーニョを投入。さらに、後半17分には2枚替え。FW家長昭博とFW知念慶を下げ、FWレアンドロ・ダミアンとMF橘田健人を入れ、攻勢を強めていく。鳥栖も22分にFW小野裕二に代えてFW垣田裕暉を出場させた。

 後半30分、川崎はFW小林悠がシュートで相手ゴールを脅かすも、GKに阻まれる。直後には鳥栖もチャンス。岩崎のクロスをMF堀米勇輝がヘディングシュート。しかし、わずかにゴール右外に逸れていった。

 後半38分に試合が動く。垣田の突破に対して、川崎FはDF谷口彰悟がファウルで阻止する。谷口に一時はイエローカードが出されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックから荒木友輔主審は自らモニターを確認。警告を取り消し、決定的な得点機会の阻止(DOGSO)とみなし、改めて谷口にレッドカードを出した。荒木主審から谷口に対するDOGSOによるレッドカードは、2019シーズンのルヴァン杯決勝以来のこととなった。

 数的不利の川崎Fは後半45分、FW遠野大弥の突破で相手のファウルを誘い、PA手前の至近距離からFKを得る。MFジョアン・シミッチは左足キックで狙いも、味方に当たり、チャンスを生かせない。

 後半アディショナルタイム5分間でも決着はつかず、スコアレスドローで終了。勝ち点1を分け合う形となった。

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