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横浜FMに衝撃…チーム得点王A・ロペスが6試合出場停止!! VARで相手選手への「つば吐き」発覚

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退場処分を下されたFWアンデルソン・ロペス

 Jリーグは24日、今月21日に行われたJ1第14節でつば吐き行為によって退場処分を下された横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスに6試合の出場停止と60万円の罰金処分を下したと発表した。また横浜FMはクラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯も出場停止とするという。

 Jリーグは処分理由として「Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、主審の判断と同様に、同選手が相手競技者の胸付近につばを吐きかけたものであると認定した」とした上で「日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は『選手等に対してつばを吐きかける行為』に該当すると判断、6試合の出場停止および罰金(60万円)処分とする」と説明した。

 横浜FMは公式サイトを通じて「今回の行為は、いかなる理由があっても許されるものではありません。すべてのサッカーファンならびに関係者の皆さまへお詫びし、再発防止に向けて選手への指導をしてまいります」との声明を発表。A・ロペスは「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」と謝罪した。

 A・ロペスはJ1第14節アビスパ福岡戦の後半32分、横浜FMがボールを保持してパスを回していた際、福岡DF宮大樹に向かって唾を吐きかけた。宮はその場で松尾一主審や八木あかね副審に抗議するも、その場で行為の詳細は判明せず。ファウルでプレーが止まった際、VARチェックのため試合が中断した。

 その後、松尾主審がオンフィールド・レビューを行った結果、宮がA・ロペスの背中を手で押した直後にA・ロペスが振り返って唾を吐きかけていたことが映像で確認された。松尾主審は競技規則に基づき、A・ロペスにレッドカードを提示。つば吐き行為がVARによって確認されたのは、一昨年のVAR導入以来初めての事例となった。

 出場停止処分の対象は5月25日の第15節京都戦、同29日の第16節磐田戦、6月18日の第17節G大阪戦、同25日の第18節柏戦、7月2日の第19節清水戦、同6日の第20節広島戦の6試合。またクラブ独自の処分により、期間内に行われる天皇杯2回戦、3回戦も出場しない。A・ロペスは今季チームトップの7ゴールを記録し、現在J1の得点ランキング3位。横浜FMにとっては大きな痛手となる。

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