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バルセロナDF高橋ら“新時代の日本代表”が出場する注目のモーリスレベロ大会はテレ朝チャンネル2で生中継

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 U-19日本代表はコロナ禍初の国際大会として、フランス南部で行われる「第48回モーリスレベロトーナメント」(5月29日~6月12日)に出場する。DF前田ハドー慈英(ブラックバーン)、DF高橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ)ら普段欧州でプレーする選手が初めて招集され、“新時代の日本代表”にひと際大きな注目が集まる大会。日本戦の模様はCSテレ朝チャンネル2で全試合独占生中継される(※5位以下の順位決定戦を除く)。

「モーリスレベロトーナメント」は1967年に創設され、「トゥーロン国際大会」の名で長年親しまれてきた伝統ある国際大会。各国がその年代のベストメンバーを送り込むのが恒例となっており、ジネディーヌ・ジダン、ルイ・コスタ、デイビッド・ベッカム、ティエリ・アンリ、クリスティアーノ・ロナウドら錚々たるトップ選手を輩出してきた“若手の登竜門”でもある。

 過去2大会は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、記憶に新しいのは前回の2019年大会。東京五輪を目指すU-22世代で挑んだ日本は、初戦でDFマーク・グエヒ(クリスタル・パレス)、DFトレボ・チャロバー(チェルシー)ら擁するU-20イングランド代表に2-1で勝利すると、グループリーグを首位で突破。準決勝でメキシコをPK戦の末に破り、史上初の決勝戦に辿り着いた。決勝ではFWマテウス・クーニャ(A・マドリー)、FWアントニー(アヤックス)ら擁するU-22ブラジル代表にPK戦で敗れ、準優勝。だが、大会メンバーに名を連ねMF田中碧(デュッセルドルフ)、MF旗手怜央(セルティック)、FW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)ら7選手がその後、A代表にまで上り詰めた。

 今大会で期待されるのも、そうした飛び級につながるステップアップだ。グループリーグ第1戦、第2戦ではU-21アルジェリア代表、U-21コモロ代表という年上の世代に挑み、最終戦では同世代のU-19コロンビア代表と激突。他グループにはフランス、アルゼンチン、メキシコなど未来のスター候補が並ぶ強豪国も参戦しており、この大会でU-19世代の選手が結果を出せば、パリ五輪を目指すU-21日本代表への抜擢も大いに考えられる。

 そうした活躍を期待できる陣容も整っている。中でも大きな注目を集めるのは、日本在住経験のない欧州組の招集だ。2004年生まれの前田ハドー慈英、05年生まれの高橋センダゴルタ仁胡はいずれも海外で生まれ、欧州サッカー界で育ってきた選手。JFAは近年、海外に住む日本国籍保持者のスカウティングに力を入れており、今大会は彼らのプレーを日本からフルマッチで見られる貴重な機会となる。

 さらにサガン鳥栖U-18出身で、高校3年生の夏からオーストリアのインスブルックに期限付き移籍中のFW二田理央も初招集。国内組でもJ3得点ランキングトップのFW横山歩夢(松本)、ルヴァン杯で4ゴールのFW升掛友護(柏)を始め、MF中村仁郎(G大阪)、MF北野颯太(C大阪)ら所属クラブで存在感を放っている選手が名を連ねている。

 欧州育ちの選手と国内組の融合は日本サッカーにとっても初めてのトライ。「日本にルーツを持つ選手で、『日本を強くしたい、世界で戦って日本代表として勝っていきたい』という選手を招集できた」という冨樫剛一監督は「文化、教育が違うが、それでも同じフットボール。非常に強い相手と戦えるということで、日本を強くしたい思いを持つ選手たちを一つのチームとしてまとめて、ゲームに向かっていくことが今回の私の仕事。良いゲームをしていきたい」と決意を述べている。新時代の日本代表へ――。歴史と伝統あるトーナメントに挑む冨樫ジャパンの戦いぶりに注目だ。

日程は以下のとおり

【日程&結果】※時間は日本時間
第1節
(6月1日)
日本 21:00 アルジェリア
放送:20:55~23:10(テレ朝ch2)

第2節
(6月3日)
日本 21:00 コモロ
放送:20:59~23:10(テレ朝ch2)

第3節
(6月6日)
日本 21:00 コロンビア
放送:20:55~23:10(テレ朝ch2)

※準決勝以降は日本が勝ち上がり次第編成

▼詳しくはCSテレ朝チャンネルHPをチェック!
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0554/

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