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今後2700億円超の投資を公約のチェルシー新オーナー、補強方針はデータ重視へ?

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実業家のトッド・ベーリー氏

 チェルシーの新オーナーとなる実業家のトッド・ベーリー氏は、移籍市場において大きな野心を抱いている。イギリス『BBC』が報じた。

 LAドジャースの共同オーナーとして知られるベーリー氏。42億5000万ポンド(約6763億円)でチェルシーを買収することが政府とプレミアリーグによって承認されており、正式な売却の完了も数日後になると見通されている。

 一方で、チェルシーではアントニオ・リュディガーの退団が決定してレアル・マドリーへ、アンドレアス・クリステンセンも退団が濃厚でバルセロナへフリーで加わると報道。キャプテンのセサル・アスピリクエタに関しても、バルセロナとの交渉に入ったことが伝えられ、その将来は不確かなものとなった。

 ベーリー氏は、2022年夏の動きにより空いた穴をトーマス・トゥヘル監督と話し合って埋めていくことになるとのこと。さらに、今後10年間で17億5000万ポンド(約2785億円)を投資することを公約しているが、リバプールなどで行われているようなより戦略的でデータを重視したスカウティングを行う構想のようだ。

 とはいえ、今回の報道によれば、現行契約が2023年夏までとなっているエンゴロ・カンテ、ジョルジーニョの中盤2名と新契約を結ぶ意向だと見られている。また、下部組織出身で同僚よりもサラリーが低いメイソン・マウント、リース・ジェームズにも新たな契約を提示したいはずだと伝えられた。

 2021-22シーズンのプレミアリーグを3位で終えたチェルシーだが、新オーナー下でさらなるチーム力の向上を志している。

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