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[MOM3888]明桜FW畠山昴琉(3年)_決勝で2発!「全国でも結果を出せる選手に」

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2得点を決めたMF畠山昴琉(3年=BTO)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.6 インターハイ秋田県予選決勝 明桜4-1秋田商 ソユスタ]

 明桜高が前半に奪った3得点で勝敗はほぼ決した。そのうちの2得点を奪ったのが、MF畠山昴琉(3年=BTO)だった。

 まずは前半14分、FW佐藤拓海(3年=仙台ジュニアユース)の蹴った左CKの混戦を押し込んで先制点を決めると、1点を追加して迎えた前半終了間際のラストプレー、右サイドでDF目黒琥珀(2年=秋田U-15)のマイナスパスを受けた畠山が、左ポストに当てるシュートでリードを3点に広げるゴールを奪った。

「早い時間に先制できてよかった。ゴール前に詰めることは意識していました。2点目はファーストタッチで決まったなと思いました。ポストに当たったときは外れたかなとも思ったけど、入って良かったです」

 ただ序盤から主導権を握ってゲーム進めていたかに思えたが、自己評価は思いの外、低い。「自分的には緊張してしまっていて、あまりよくなかった」。そんな状態で決めた2得点。「こうやって一生懸命やったら、いい結果が出せたので、練習してきた甲斐があったなと思いました」と充実の汗をぬぐう。

 自身初の全国の舞台に心を躍らせる。「インターハイで結果を残して、いい大学に入って、そこから成長して、プロになりたい。全国大会となると、秋田県とは全然レベルが違うと思うけど、その中で結果を出せる、チームを勝たせられる選手になりたいです」。

 好きな選手はモハメド・サラー(リバプール)だと話すスピードが武器のアタッカーは、「左足のカットインシュートを練習して、インターハイで打てればいいなと思います」と、夏までにもう一段階の成長を目指す。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校総体2022

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