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U-21日本代表はGL最終節へ…松木玖生はU23アジアカップ初出場なるか「すごくうずうずしていました」

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出場が待たれるMF松木玖生(FC東京)

 AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022に参戦中のU-21日本代表。ここまでグループリーグ2試合を終えて1勝1分と突破に近づいている。しかし、MF松木玖生(FC東京)はいまだに出場はなし。9日の最終節・タジキスタン戦を前に「すごくうずうずしていました」と試合への飢えを口にした。

 パリ五輪世代のU-21日本代表は、年齢的に上のU-23世代であるUAE、サウジアラビアといった強豪たちと戦い、勝ち点を獲得。初戦・UAE戦は接戦の末に2-1で勝利。第2節・サウジアラビア戦は一進一退の攻防もスコアレスで勝ち点1を分け合った。

 最終節・タジキスタン戦で引き分け以上となれば、日本は自力でのグループリーグ突破が決定だ。2連戦を乗り越え、チームは疲労を考慮した選手起用の可能性もある。ここまで2試合で出場がない松木はチーム練習で笑顔も見せていたが、闘争心は健在。8日の練習後の囲み取材で「すごくうずうずしていました」と胸中を明かした。

「出たら絶対に結果を残してやるという気持ちがあります。ミドルシュートも狙っていきたい」

 練習では得意の左足シュートだけでなく、逆の右足でも鋭い弾道をゴールに突き刺していた。「得点を意識しないとチームは勝てない。前の選手である以上、こだわっていきたい」。試合への飢えは、ピッチで勝利への飢えに。松木の初出場に大きな期待が懸かる。

(取材・文 石川祐介)
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