[6.10 キリン杯 日本 4-1 ガーナ ノエスタ]

　日本代表に1-4で敗れたガーナ代表のナナ・オットー・アッド監督は「日本は今日勝つのにふさわしいチームだった。日本の方が強かったということを認めないといけない」と敗戦を受け止めた。

「前半の最後の20分間はこちらも良いプレーができて、そこで同点ゴールを決めることができたが、ハーフタイムの直前に2点目を決められたのが不運だった。あのゴールで少しくじけた部分もあった」

　指揮官が悔やんだのは0-1の前半44分に日本のミスから同点に追いついた直後の前半アディショナルタイムに喫した2失点目。1点ビハインドで折り返したハーフタイムには「負けていたのでギアを上げないといけないと話した」というが、同点に追いつくことはできず、後半28分、MF久保建英のゴールで突き放された。

「後半の入りは良かったが、3点目を入れられてバラバラになってしまい、日本にスペースを与える結果になった」。ガーナはカタールW杯で韓国と同組に入っており、対アジアという意味でも重要な強化試合だった。「同じアジアのチームとはいえ、日本と韓国はあまり似ていないと思う」。そう指摘しながらも、「とはいえ、似ているところもあるので、今日の試合から学べる部分もある。学びを生かして改善したい」と話していた。

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