【第7節】(瑞穂陸)
名古屋3-2(前半1-2)千葉

<得点者>
[名]ヨンセン2(10分、67分)、杉本恵太(78分)
[千]巻誠一郎(12分)、伊藤淳嗣(22分)

<警告>
[名]小川佳純(82分)
[千]斎藤大輔(9分)、フルゴビッチ(32分)、青木良太(56分)、中島浩司(72分)、ボスナー(77分)

<出場メンバー>
[名古屋]
GK
楢崎正剛
DF
竹内彬
バヤリッツァ
吉田麻也
阿部翔平
MF
小川佳純
中村直志
吉村圭司
→杉本恵太(64分)
マギヌン
→山口慶(86分)
FW
玉田圭司
→深井正樹(81分)
ヨンセン

[千葉]
GK
岡本昌弘
DF
坂本將貴
斎藤大輔
ボスナー
青木良太
MF
谷澤達也
→苔口卓也(72分)
伊藤淳嗣
→新居辰基(80分)
中島浩司
フルゴビッチ
→馬場憂太(72分)
FW
青木孝太
巻誠一郎

以下、名古屋、千葉公式サイトより監督、選手コメント

<名古屋>
●ドラガン・ストイコビッチ監督
「今日はとても厳しい試合になると予想していた。試合前のミーティングでも選手にそう話したが、その通りの試合だった。また同時に興味深いゲームであり、興味深いプレーも見られたと思う。そして最後に我々が今日の勝者となることができ、うれしく思います」
―杉本選手投入の狙いは?
「相手にリードされている場面で、前線にアグレッシブな選手が必要だと思った。ハーフタイムには“前半のことは忘れろ。後半、また新しいゲームが始まる”と選手を鼓舞し、ピッチに送り出した。体力的な強さ、そして精神面の強さが今日の勝因だったと思う。杉本はその面でも、ピッチに立ってからいい仕事をしてくれた」
―リーグ戦でいまだ無敗だが?
「確かに良い結果ですが、これは選手がハードワークを実践している賜物。そして高い質を保ち、ネバーギブアップ、最後まであきらめない気持ちを持って戦っている。そしてどの試合でも我々のチームが持っているキャラクターをしっかり表現できていることが良い結果につながっていると思う」

<千葉>
●ヨジップ・クゼ監督
「まず前半を2-1で折り返すことができ、いい試合ができていたが、後半に関しては、特にディフェンスの集中力が欠けてしまい、逆転されてしまい、結果としては残念。しかし、毎試合、毎試合、修正できている部分もあるので、そこに関しては、プラスに考えていこうと思っています。　
　大きな問題として、昨年のシーズンから4人の代表クラスの中盤が抜けたということと、今日に関しては、2人ほどレギュラーの選手がいなかったのが響いた。2-1でリードしているときに、もっと集中し、落ち着いてボールを回して、前に運ぶことをやらないといけない。
　2-1でリードしているときに、中盤でしっかりとしたキープができず、相手のプレッシャーに負けてしまった。また、2失点目はボスナーのマークミスから相手に決められてしまった。斎藤のミスもあり、そこの集中力の問題だった」

●MF伊藤淳嗣
「チーム状況が厳しい中、チャンスをもらったので、この悪い流れを変えられるように、いい流れにしたいという思いで試合に臨んだ。巻さんにボールが入ったときに、前へかける人数を増やしたいから飛び出してくれと指示を受けていた。後半に関してはうまく仕事ができなかった。しっかりとタメを作って、周囲の押し上げの時間を作りたかったが、それがうまくできなかった」

●FW巻誠一郎
「前半はある程度できたと思うが、体力的な部分もあり、後半は後手、後手になってしまい、孤立する時間が多くなってしまった。とにかく、次に向けて頑張ります」