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近年の移籍政策に不満爆発!マン・U新CEOの会話が流出「1650億円という莫大な金額を使い果たした」

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マンチェスター・ユナイテッドのリチャード・アーノルドCEO

 マンチェスター・ユナイテッドのリチャード・アーノルドCEOが、近年の移籍政策について怒りをあらわにしている。

 2016年のポール・ポグバ(€1億500万)、2017年のロメル・ルカク(€8470万)、2019年のハリー・マグワイア(€8700万)、2021年のジェイドン・サンチョ(€8500万)など、近年の移籍市場で多額の資金を費やしてきたマンチェスター・U。しかし、最後のプレミアリーグ優勝からは9年が経過、2021-22シーズンは6位で終えるなど、巨額の投資が実を結んだとは言い難いシーズンが続いている。

 そして2月にCEOに就任したばかりのアーノルド氏は、この近年の移籍政策に不満をあらわにしている。チェシャー州でのサポーターとの会話の音声がSNSで流出し、その内容が明らかとなっている。

「選手獲得に10億ポンド(約1650億円)を費やしてきた。ヨーロッパのどのクラブよりも金を使った。今の状況には満足できない。将来に向けてどう解決していくのか心配だ。このままでは資金を使い果たしてしまう」

「練習場で『10億ポンドはどこだ』なんて言えない。歴史的にうまく金を使ってこなかったからだ。私は会長(ジョエル・グレイザー)を擁護するためにいるわけじゃない。彼は自分で話す必要がある。だが君は時間を割いてここに来て、意見を伝えてくれた。それを尊重したい。我々は莫大な金額を使い果たした」

「この夏は、監督とフットボールディレクターが望む資金がある。将来のため、新スタジアムや最新のトレーニング場へ投資するため、何かをしなければ。投資家を集めないと。クラブに貢献するために必要なんだ。世界中のどのクラブだって新スタジアム建設できるだけの資金がない。借りるのか、投資なのか。いずれにせよ、どこからか到達しなければならない」

「君は今のオーナーを嫌っているのかもしれない。それはどうしようもない。でももし他のオーナーに来てほしいと願うのであれば、彼らはファンがチームを愛しているとわかるだろうし、ポジティブなことだとは思う」

「昨シーズンはもう最悪の悪夢のようだった。どの試合にも憎しみがあった」

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