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韓国紙「主人公だ」「試合を支配した」邦本宜裕がKリーグ日本人対決で圧巻2ゴール! 代表入りについても言及

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MF邦本宜裕が圧巻の2ゴール(写真は2021年)

 全北現代のMF邦本宜裕が19日、敵地でのKリーグ1第16節・蔚山現代戦(○3-1)で2ゴールの活躍を見せ、首位撃破に貢献した。インサイドハーフで先発出場した邦本は後半26分までプレー。蔚山現代のMF天野純はトップ下でスタメン起用され、後半30分に交代した。

 首位を独走する蔚山現代のホームに乗り込んだ3位全北現代は前半18分、MFモドゥ・バーロウのゴールで先制。その3分後に邦本がバイタルエリアで縦パスを受けると、素早いターンと密集をすり抜けるドリブルから、左足でグラウンダーのミドルシュートを決めた。

 さらに前半30分、今度はスピードに乗った中央突破から左足で巻いたコントロールショット。GKも見送るしかない完璧なコースに突き刺し、3-0とした。全北現代は同41分に失点を喫したものの、3-1で逃げ切りに成功。強敵を相手に3ポイントを持ち帰った。

 韓国『朝鮮日報』は、見事なパフォーマンスを披露した日本人MFに対し、「邦本が試合を支配したと言っても過言ではない」「邦本のサッカーセンスが際立った」「果敢な突破と正確なシュートで蔚山を倒した邦本が、断然この日の主人公だった」と称賛の言葉を送っている。

 2020年から全北現代でプレーする邦本は、今季ここまでリーグ戦10試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。韓国『聯合ニュース』によると、試合後にはカタールW杯を控える日本代表入りの可能性について質問を受け、「今季は得点とアシストが不足していますし、試合に出場できなかった時期も多くありました。代表チームのことは気にせず、全北だけに集中しています」と答えたようだ。


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