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宮市亮との右サイドで存在感…A代表デビューの小池龍太「この試合にかける思いを2人で話し合ってきた」

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DF小池龍太(横浜FM)

[7.24 E-1選手権 日本0-0中国 豊田ス]

 2006年4月の開校から16年。JFAアカデミー福島の卒業生として初の日本代表入りを果たしたDF小池龍太(横浜FM)が、右SBとして先発でピッチに立ち、A代表デビューを飾った。

「日本代表でデビューできたことをすごく嬉しく思う。日の丸を背負っての初めてプレー、国歌を聞いて気持ちが引き締まった」。噛みしめながら思いを語るように、JFAアカデミー卒業後はアマチュア契約でJF Lのレノファ山口(現J2)に入り、そこから柏レイソル、ロケレン(ベルギー)と渡り歩いて横浜FM入りした苦労人。前半には守備で厳しいタックルを見せたほか、積極的な攻撃参加もあり、「これまでのストーリーがあるので思い切り表現しようと思った90分。個人的にはすごくポジティブに90分間戦ったつもりだし、自分の100%をぶつけました」と爽やかに振り返った。

 特に1列前のMF宮市亮との連携や位置関係が良く、日本は宮市のところから多くのチャンスをつくっていった。

「この試合にかける思いを2人ですごくいろいろと話し合ってきた。(宮市)亮くんの良さを最大限に引き出すことが後ろにいる選手のタスク。彼の特徴を存分に発揮させる役割を担うことができたのではないかと思っている」と胸を張る。

 惜しむらくはゴールが生まれなかったこと。そして、勝利を手にできなかったことだ。「先制点を獲ることによってもっと違う展開になったと思う。個人的にもチームを助けることができず、勝たせる選手になれなかったことが個人的な反省でもある」。

 韓国との最終戦に向けては「3連勝という目標は絶たれたが、勝てば優勝というところへ切り替わって全員で向かっている」と言い、「相手を上回って優勝したい」と闘志を燃やしていた。

(取材・文 矢内由美子)

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