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[MOM3946]FC東京U-18MF永野修都(1年)_先制弾で流れ引き寄せた大型ボランチ

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1年生の大型ボランチ永野修都

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.25 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会F組第2節 FC東京U-18 4-0 仙台ユース 大渡緑地]

「もうだいぶこのチームで試合に出る時間も長いので、臆することなくプレーしていました」と奥原崇監督からも大きな信頼を得ているMF永野修都。U-16日本代表としてルーマニア遠征やU-16インターナショナルドリームカップでも活躍したボランチは、チームでも大きな存在感を示しつつある。

「今日はチームも絶対に勝たなければいけないという中で、チャンスを作ることを意識して、相手を見て縦パスを入れることが昨日の試合(熊本ユース戦)から改善できました。守備もチームとして前からの守備でまとまって声もかけてできたのは良かったので、次の磐田U-18戦も続けていきたいです」と攻守の要としての自覚を持ってプレーしている。

 先制ゴールは180cmの長身を生かしたCKからのヘディングシュートだった。奥原監督は「コーナーからのヘディングシュートも彼の一つの武器なので、珍しいと言うよりはよくここで点を持ってきてくれたな、という印象です」と勝負強さに目を細める。

「結構今日はチャンスがあったので、もう1点くらい決めたかったのですが、相手のマークを外してフリーでシュートを打てたのは今後にも生かせることなので、今後もコーナーキックから点を取れるように頑張っていきたいです」

 永野自身も今後、CKからのゴールを増やしたいと意気込む。世界へ大きく羽ばたくことが期待される大型ボランチが、首都クラブを攻守にけん引する。

(取材・文 小林健志)
●【特設】第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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