beacon

有言実行の大会3ゴール!得点王に輝いた町野修斗「僕が決めて勝つというイメージができていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

三重県伊賀市出身のFW町野修斗が“忍者ポーズ”

[7.27 E-1選手権 日本 3-0 韓国 豊田ス]

 有言実行の大会3ゴールで得点王に輝き、チームを優勝に導いた。日本代表FW町野修斗(湘南)は「このE-1選手権は当初から優勝が目標だった。個人としての目標も3ゴールということで、その2つを達成できたことをうれしく思っている」と胸を張った。

 勝てば逆転優勝だが、引き分け以下なら韓国に4連覇を許すことになる最終戦。2ゴールを挙げた19日の香港戦(○6-0)以来、2試合ぶりに先発した町野は「勝たないといけない状況だったので、気持ちの面も体の面もしっかりキックオフに向けて高まっていくような感じだった」と話すとおり、開始25秒でファーストシュート。「僕が決めて勝つというイメージができていた。それが自信になったと思う」と胸を張る。

 2-0の後半27分、MF藤田譲瑠チマの縦パスをFW西村拓真がワンタッチで流し、PA内右に走り込んだDF小池龍太がグラウンダーのクロス。右サイドから横浜FMの選手たちでつくったビッグチャンスを最後はゴール前の町野が左足で流し込んだ。

「右サイドにマリノスの選手が多くて、(横浜FMは)ニアゾーンというか、龍くん(小池龍太)が受けた位置を取るのが特徴的なチーム。そこは試合前から話していたし、『(自分は)中で待っているね』と話していた。狙いどおりのゴールだったかなと思う」

 三重県伊賀市出身のストライカーは得点後、ベンチの控え選手の前でお馴染みの忍者ポーズでゴールパフォーマンス。勝利と優勝を決定づけ、自身も大会前に掲げた目標どおり、3ゴールでMF相馬勇紀と並び、大会得点王に輝いた。

「有言実行することができて、うれしかった」と素直に喜んだ町野だが、森保一監督が試合後の記者会見で今大会のメンバーの中に9月の欧州遠征に連れていきたい選手がいたと話していたことを聞かされると、「もう優勝は過去というか、次はJリーグで自分の持ち味を出してチームを勝利に導くことが、W杯だったり日本代表の招集につながると思う」とキッパリ。「明日の練習から全力で頑張っていきたいし、やらないといけないことが今回のE-1選手権でたくさん見つかったのでトライしていきたい」と早くも気持ちを切り替えていた。

(取材・文 西山紘平)

●EAFF E-1選手権2022特集ページ
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP