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小笠原肉離れ、中後骨折、鹿島がケガ人続出の非常事態

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 鹿島アントラーズが決勝トーナメント進出がかかるACLナムディン戦(21日、ハノイ)を前に、非常事態に陥った。スポーツ報知によると、17日の柏戦でMF小笠原満男が左太もも裏肉離れを負い、MF中後雅喜は左手甲を骨折。また、途中交代したMF青木剛も急性腸炎で熱があるため、安静が必要な状況。遠征に帯同する予定ではあるものの、出場は微妙な状況だという。
 柏戦は前半36分に小笠原のPKで先制したものの、同点に追いつかれ、クラブ史上ワースト2位を更新する7試合連続未勝利(4分3敗)。オリヴェイラ監督は「特に攻撃的な選手にけが人が多くて、攻撃の連係、連動性を欠いている」と語った。腹直筋炎で離脱中のFWマルキーニョスはベトナム遠征に帯同しない。「野戦病院」と化した鹿島が窮地を迎えた。

(文 西山紘平)

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