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U-23合宿、練習後の選手コメント

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 U-23日本代表は9日、U-23カメルーン代表との国際親善試合(12日、国立)に向け、都内で合宿を開始した。初日の練習は激しい雷雨に見舞われたが、北京五輪メンバー決定前、最後の実戦となるカメルーン戦に向け、最後のサバイバル競争が始まった。
以下、練習後の選手コメント

●FW興梠慎三(鹿島)
―タフな練習だったが?
「しんどかったですね。左足を痛めていてチームでも練習はやっていなくて。痛いけど、チャンスなんで頑張りたい」
―最後のチャンスという意識?
「そうですね。いつも以上のパフォーマンスを出して、点が取れたら一番いい。チームのために頑張りたい。FWですから、ゴールは決めたいし、持ち味のドリブルもやっていきたい」

●FW森本貴幸(カターニア)
―初日からきつい練習だったが?
「(合宿の)最初はこういうものだと思うし、いい練習ができた」
―監督は“エース”と明言したが?
「自分は自分の持っているものを全部出してやるだけ。自分にはそれしかできないし、それしか考えていない」
―今回は背番号が11になったが、思い入れは?
「(本番がどうなるかは)まだ分からないし、結構番号は変わるから。今回はたまたま11番だっただけ」

●MF本田圭佑(VVV)
―カメルーン戦に向けては?
「ホームでの試合だからと言って、そういう雰囲気に流れて逃げていたらダメ。じゃないと本番ではプレッシャーにつぶされる。本番前からプレッシャーと戦っていかないといけないし、自分たちで追い込むことも必要。今日の練習は分かれてやっていたので、明日からそういう雰囲気をつくっていきたい」

●DF森重真人(大分)
―トゥーロン国際大会を振り返って?
「守備より攻撃でアピールできたかなと思っている。自分が使われるポジションの数、可能性は増えた。それは自分にとってプラスのことだし、監督もそういう選手がいた方が、少ない人数ではプラスになると思う。(もともとはボランチで)センターバックを本格的にやり出したのは去年の今頃から。高校の時は試合の中でボランチから下(DF)に降りるときもあったけど、先発でというのはない。4バックのサイドバックはまったくやったことなかった。どこのポジションでもある程度の力を出せるのは、少ない人数の中では貴重。与えられたポジションでしっかり結果を残すことを考えていた」

●DF青山直晃(清水)
―カメルーン戦に向けては?
「本番が近いということで勝負にこだわることも大事だし、ゲームの中でうまくいかない部分を修正しながらやっていきたい」
―DFの競争も激しくなったが?
「いろんな選手が入った中で、常に自分のプレーをすることを意識してやっていくことが大事だと思っている」
―オーバーエイジ枠については?
「監督が決めることなので。誰が呼ばれてもチームのプラスになると思うし、自分は自分のプレーをするだけ」
―アフリカ勢の印象は?
「カメルーンは同世代の五輪に出るチームだし、すごく楽しみ。足が速い、身体能力が高い、デカいイメージ。楽しみではあるし、そういう相手と1対1でどれだけできるか、楽しみたい」

(取材・文 西山紘平)

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