[6.28 J1第14節 名古屋0-4鹿島 瑞穂陸]

　鹿島アントラーズの日本代表DF内田篤人が70mオーバーラップからダメ押しゴールをアシストした。3-0の後半ロスタイム、自陣でボールを持った内田はそのまま右サイドを疾走。約70mの独走ドリブルで駆け上がると、中央のFWマルキーニョスにパスを送り、4点目をアシストした。
　サンケイスポーツによると内田は「トラップして前があいていた。スピードなら勝てると思った」としてやったりの表情。22日のW杯アジア3次予選・バーレーン戦で決勝点を挙げた20歳のヒーローは「アシスト?　やっぱりいいね」と笑顔を見せた。
　4発大勝で中断明け2連勝を飾り、首位・浦和に勝ち点1差と肉薄。昨季王者がようやく勢いに乗ってきた。

(文　西山紘平)