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"シルバーコレクター"の異名ぬぐえず、バラック「とても悲しい」

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[6.29 EURO2008決勝 ドイツ0-1スペイン ウィーン]

 ドイツ代表MFミヒャエル・バラック(31=チェルシー)が5月の欧州CL決勝でPK戦の末にマンチェスター・Uに苦杯をなめたのに続き、またも準優勝に泣いた。
 fifa.comによるとバラックは「長い戦いの最後に負けて終わるというのはとても悲しいものだ」と悲嘆に暮れた。「シーズンの終わりという時期でフィジカル的には非常に厳しかった。とはいえ、我々はあまりにも多くのミスを犯した」。
 バラックはレバークーゼン時代の02年にも欧州CL決勝でR・マドリーに敗れた。同年のW杯日韓大会ではブラジルとの決勝が出場停止となり、チームの敗戦を眺めることしかできなかった。“シルバーコレクター”という不名誉な異名をぬぐい去るべく、右ふくらはぎ痛を押して強行先発したが、またしても栄冠を勝ち取ることはできなかった。

<写真説明>前半、セナとのぶつかり合いで流血をしたバラックだが、応急処置を施してそのまま試合出場。しかし待望の栄冠は獲得できなかった

(文 西山紘平)

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