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鹿島vs清水 試合後コメント

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[7.2 ナビスコ杯準々決勝第1戦 鹿島0-0清水 カシマ]

 鹿島アントラーズと清水エスパルスの一戦は両チーム無得点のまま0-0で終わった。清水はシュート3本に終わったが、鹿島の攻撃に粘り強く耐え、8月6日のホームでの第2戦につなげた。
以下、鹿島、清水公式サイトより監督、選手コメント

<鹿島>
●オズワルド・オリヴェイラ監督
―相手がかなりディフェンシブな戦い方でなかなかゴールを奪えなかったが?
「守備的な狙いが彼らの意図でもあったと思うし、第2戦はホームで戦えるアドバンテージもあるので(彼らにとっては)最低限の結果だったのではないかと思う。我々はなんとかホームで得点につなげることができなかったのが残念だった。」

<清水>
●長谷川健太監督
「アウェイで0-0という結果は、もちろん悪い結果ではないが、いい結果でもない。相手が非常に強いアントラーズだけに、できれば相手が攻めてこなければいけない状況で1点を取って、次へのアドバンテージが欲しかった。
 はじめから守るだけでは、アントラーズに引き分けることもできないと思っていた。バランスを取りながら、いかに相手ゴールに脅威を与えられるかどうか。1試合を通して、選手たちはよく我慢してくれたと思う。もちろん、攻めに出たい気持ちはあったと思うが、チームとしての約束事を全員が守ってバランスよく戦えた。
 ボールを奪ったときにもっとつないで仕掛けることができるだろうとハーフタイムに話をした。後半少しスペースができたこともあって、何回か相手ゴールに迫ることができたことで、アントラーズが前掛かりになりきれなかったことにつながったと思う。後半もバランスよく戦えた。
 ホームで残り90分のゲームがある。勇気を持って戦って、準決勝に進めるようにきちっと準備をしたい」

●GK西部洋平
「今日の試合は守備的に戦うということでしっかりできたし、内容も悪くないと思う。ダブルボランチの役割がはっきりしているし、4バックも無理することなくプレーしていた。リスクを背負ってまで攻めることはなかったので自分にとってストレスはなかった。
 1ヵ月後、エスパルスも鹿島も今日とは違うチームになっていると思うので、細かい部分をしっかり詰めて、いい試合をして次に進みたい。週末にリーグ戦の試合があるので、今日は今日ということで割り切って、次の札幌戦に勝って静岡に帰りたい」

●FW原一樹
「今日は点を取れなかったのが残念。アウェーゴールを取れれば大きかったと思うが、守備陣が必死に守ってくれて、チーム的には引き分けたのでよかった。
 今日は1トップと言ってもエダ(枝村)が近くにいたので、連携を取りながら、カウンターを狙ったり、チェックの動きでボールを受けにいくことを意識していた。次の試合、日本平で勝てればいいと思う」

(文 西山紘平)

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