日本サッカー協会は14日、北京五輪男子サッカーへ出場するU-23日本代表メンバー18人を発表した。以下、各クラブ公式サイトより北京五輪代表メンバーコメント

●MF細貝萌(浦和)
「今回メンバーに選ばれて、いろいろな複雑な気持ちもあります。選ばれなかった選手たちもたくさんいますから。でも、常に気持ちが伝わるように全力でプレーしてきたいと思います。
　誰一人、負けることを考えてないですし、全部勝ってメダルを取れれば。もちろん金メダルがいいですし、とにかくメダルにこだわって一戦一戦戦っていきたいと思っています」

●FW李忠成(柏)
「まず、帰化してから、最初から最後まで代表に選んでくれた反町監督に感謝したいです。選ばれてとても嬉しかったです。帰化をして、人生を変えたオリンピックの本大会に出ることは自分にとって本当に重要なことでした。李漢宰さん(広島)や鄭大世さん(川崎)のように祖国の代表となる道もあったけど、自分は李として日本代表になるという道を選びました。だから今回選ばれたことは自分にとってとても重要でした。代表でも一緒に戦った菅沼実や小林祐三の思いも感じながら、なおさら頑張っていきたいです。自分はレイソルで試合に出してもらったからこそ、今があると思っています。柏レイソルの李として、柏と日本の名前を背負って戦ってきます」

●MF谷口博之(川崎F)
「正直、選ばれてホッとしています。今回、選出してもらったのも関塚さんや高畠監督にチームに呼んでもらい育ててもらったからこそ。またチームメイトやクラブスタッフの皆さん、いつでも後押ししてくれるサポーターの皆さんのおかげだと思います。感謝しています。メンバーに選ばれましたが、僕の中では五輪の1試合もフロンターレとしての1試合も全て同じ。気持ちを前面に押し出して全力でプレーして日本代表として戦って来たいと思います。頑張ります!」

●MF本田拓也(清水)
「選ばれて光栄です。一緒に戦ってきた仲間が全員行けるわけではないので、彼らの分も北京で一生懸命戦って、日本のためにメダルを取れるようにがんばります」

●GK山本海人(清水)
「代表の誇りを感じてこれまでやってきました。周りからチームをサポートして、チャンスが来れば結果を出せるようにいい準備をしてメダルを目指したいです」

●FW岡崎慎司(清水)
「18人の枠に入れたことをうれしく思います。選ばれて満足することなく、個人としても世界でどれだけできるか楽しみなので、ゴールという期待に応えられるようにがんばります」

(文　吉田太郎)