練習試合後の選手コメント
[7.30 練習試合 日本代表候補2-0流通経済大]
日本代表候補は千葉合宿最終日の30日、流通経済大と練習試合(20分3本)を行い、FW大黒将志(東京V)、MF金崎夢生(大分)のゴールで2-0で勝った。
以下、練習試合後の選手コメント
●FW玉田圭司(名古屋)
―左サイドでのプレーだったが?
「中盤のときはたくさんボールに触るようにしないと。自分としてはまだまだミスも多かった」
―高校生のとき以来のポジション?
「そうかな。でもFWで出ていても流れの中で(中盤に下がることは)あるから。中盤だから守備の意識も高くしないといけない」
―監督は絶賛していたが?
「そうですか。自分の幅も広がるんで、少しでもできるようにしたい」
―大黒とのコンビは?
「あいつのプレースタイルは分かっているから。1トップを孤立させないようにして、FWにチャンスを与えたいし、サポートしてできるだけ前に行って絡もうとした」
●FW大黒将志(東京V)
―1得点を決めたが?
「もうちょい(得点を)入れたかった。チャンスもあったし。そこが課題。もっと動きを入れていかないと。暑かったけど、監督も切り替えの早さを求めているし、そういうところができるようにならないと。チームに戻って、引き続きやっていきたい」
●FW田中達也(浦和)
―練習試合は欠場したが、右足首の状態は?
「大丈夫。そんなに心配ない。できるかなと思ったけど、痛みがあったので。今日はできなかったけど、昨日まではしっかり(練習)できたし、他の選手とコミュニケーションを取って、監督とも話ができた。有意義な合宿だった」
●MF中村憲剛(川崎F)
「みんなうまいから勉強になるし、刺激になる」
―途中でボランチからトップ下に上がっていたが?
「やること自体は変わらない。ボールを受けて、さばいて、飛び出して、サポートというのが自分の特徴。前のほうに行ってもそれをやりたいなと。動けば相手のマークもはがれるし、そういう話はしていた。後ろに人数をかけすぎていた。人数をかけて押し込むことも必要」
●MF金崎夢生(大分)
「守備の部分は課題がたくさんある。自分のところで切り替えが遅いところもあった。普段の練習から意識していくことが大事。攻撃でボールを足元におさめたらしっかりとプレーできた。そういうところをもっとよくしていければ。監督も“攻撃のときは自由に”と言っていた。もっとそういうのを出していければよかった」
―1得点を決めたが?
「シュートは積極的に打っていこうと思っていた。結果が出せたのはよかった。逆サイドの(佐藤)寿人さんからボールが来て、DFが下がったので、あそこはシュートかなと」
●MF小川佳純(名古屋)
「また呼ばれるようにチームでしっかりアピールしていきたい。代表のコンセプトを理解して、それをピッチで体現できるように意識していた。最初はチームと違って、戸惑いもあったけど、2、3日目はだんだん分かってきて、いい3日間だった。チームで結果を出すのが一番。代表でやったことを忘れずに、いい形でチームに還元できればいい」
―代表で刺激を受けた選手は?
「(中村)憲剛選手。ボールの動かし方とか、代表でずっとやっている選手からは学ぶことが多かった」
●MF青木剛(鹿島)
「充実した3日間でした。チームでやっていることを見られて、こういうチャンスがあったと思うし、チームで続けてやっていくことが大事だと思う。コンセプトがあったのでそこを意識した。攻守の切り替えとか。昨日のミーティングでも監督が“一番大事なところだ”とおっしゃっていたので。そこを一番意識してやった。鹿島と似ているところがあって、鹿島でも切り替えを意識してやっている。代表もその意識が高い。1本目は攻守の切り替えのところで監督に“もう少しできるんじゃないか”と言われた」
―周囲との連係は?
「みんなうまいので、合わせるとかは感覚でできる選手ばかり。違和感はなかった」
―中村憲剛とのコンビは?
「20分しかやっていないからなんとも言えないけど、やる前から分かっていたけど、ほんとにうまい選手。いい勉強になった。すごいなと思って後ろから見ていた」
●MF柏木陽介(広島)
―GKと1対1のチャンスもあったが?
「(流通経済大のGKが)林じゃなかったらもっと軽く流し込めた(苦笑)。でも走れたから、ああいうチャンスがあったと思うし、そういうプレーが求められているとも思う。でも疲れた」
―守備の意識は?
「守備の仕方が全然違う。広島は1回落として、引いてから行くけど、こっちはハイプレッシャー。難しいけど、感触はつかめたつもり。最後は取られてから追いかけられたし」
―五輪代表とも違う?
「もう忘れました(笑)」
―昨日のアルゼンチン戦は見た?
「見ました。全体の守備はよく守れていたと思う。でも親善試合なんで、もっとチャレンジして欲しかったな。でも良かったんじゃないですか。ボロが出ちゃうんで、これ以上しゃべれないです(苦笑)」
―8月20日のウルグアイ戦は?
「(ウルグアイ戦の会場は札幌ドームで)北海道に行ったことないので、行きたいです。このサッカーは俺に合ってるんじゃないかな。より自分らしさが出せる。攻守の切り替えが早くて、運動量が多くて、中盤は簡単にやってから飛び出すとか、俺がこれまでやってきたことだから」
―途中でボランチに下がったが?
「(金崎)夢生がボランチをあんまりやったことなくて、チェンジした。ボランチになってからの方が守備はしやすかった。前めの方がやりたいけど」
●MF村井慎二(磐田)
―2本目はサイドバックで出場したが?
「サイドバックの選手は戻ってくるのが早い。スピードじゃなくても、意識とか切り替えの早さを持ってやれば早く帰れると思う。自分はそういうところで勝負したい。1対1で仕掛ける場面がチームでは多いけど、代表では走って受けることが多い。勝負するのも好きだけど、一番いいのは複数の選手が絡んでスルーパスを出したり。チームの流れで崩すのが理想と監督も考えていると思うし、そういう部分を自分の中にも取り入れていきたい」
●DF中田浩二(鹿島)
「2本目は疲れました。暑さで。全体としては狙いを持ってやれたと思う。初めて参加して、狙いは理解できたし、いい合宿になった。呼ばれたことはうれしいし、ここがスタート。また呼ばれるように引き続きやっていきたい」
―他の選手とのコミュニケーションは?
「初めての選手も多かったし、練習の中でとか、終わってからとか、宿舎でもご飯を食べながらコミュニケーションを取れた」
●DF阿部翔平(名古屋)
―これまで代表の左サイドバックは固定されてきていないが、自分が入ったらというのは考えていた?
「そういうイメージはなくて、客観的に見ていただけ。自分を当てはめることはなかった」
―攻撃参加が少なかった?
「もうちょっとかな。アップダウンに関しては監督からも“もう少しオーバーラップしていい”と言われた。前への意識をもっと高めていきたい」
―8月20日のウルグアイ戦については?
「行きたいですけど、チームでしっかりやらないと呼ばれないと思うし、この3日間でやったことをチームに持って帰って、そういう意識でやりたい」
(取材・文 西山紘平)
日本代表候補は千葉合宿最終日の30日、流通経済大と練習試合(20分3本)を行い、FW大黒将志(東京V)、MF金崎夢生(大分)のゴールで2-0で勝った。
以下、練習試合後の選手コメント
●FW玉田圭司(名古屋)
―左サイドでのプレーだったが?
「中盤のときはたくさんボールに触るようにしないと。自分としてはまだまだミスも多かった」
―高校生のとき以来のポジション?
「そうかな。でもFWで出ていても流れの中で(中盤に下がることは)あるから。中盤だから守備の意識も高くしないといけない」
―監督は絶賛していたが?
「そうですか。自分の幅も広がるんで、少しでもできるようにしたい」
―大黒とのコンビは?
「あいつのプレースタイルは分かっているから。1トップを孤立させないようにして、FWにチャンスを与えたいし、サポートしてできるだけ前に行って絡もうとした」
●FW大黒将志(東京V)
―1得点を決めたが?
「もうちょい(得点を)入れたかった。チャンスもあったし。そこが課題。もっと動きを入れていかないと。暑かったけど、監督も切り替えの早さを求めているし、そういうところができるようにならないと。チームに戻って、引き続きやっていきたい」
●FW田中達也(浦和)
―練習試合は欠場したが、右足首の状態は?
「大丈夫。そんなに心配ない。できるかなと思ったけど、痛みがあったので。今日はできなかったけど、昨日まではしっかり(練習)できたし、他の選手とコミュニケーションを取って、監督とも話ができた。有意義な合宿だった」
●MF中村憲剛(川崎F)
「みんなうまいから勉強になるし、刺激になる」
―途中でボランチからトップ下に上がっていたが?
「やること自体は変わらない。ボールを受けて、さばいて、飛び出して、サポートというのが自分の特徴。前のほうに行ってもそれをやりたいなと。動けば相手のマークもはがれるし、そういう話はしていた。後ろに人数をかけすぎていた。人数をかけて押し込むことも必要」
●MF金崎夢生(大分)
「守備の部分は課題がたくさんある。自分のところで切り替えが遅いところもあった。普段の練習から意識していくことが大事。攻撃でボールを足元におさめたらしっかりとプレーできた。そういうところをもっとよくしていければ。監督も“攻撃のときは自由に”と言っていた。もっとそういうのを出していければよかった」
―1得点を決めたが?
「シュートは積極的に打っていこうと思っていた。結果が出せたのはよかった。逆サイドの(佐藤)寿人さんからボールが来て、DFが下がったので、あそこはシュートかなと」
●MF小川佳純(名古屋)
「また呼ばれるようにチームでしっかりアピールしていきたい。代表のコンセプトを理解して、それをピッチで体現できるように意識していた。最初はチームと違って、戸惑いもあったけど、2、3日目はだんだん分かってきて、いい3日間だった。チームで結果を出すのが一番。代表でやったことを忘れずに、いい形でチームに還元できればいい」
―代表で刺激を受けた選手は?
「(中村)憲剛選手。ボールの動かし方とか、代表でずっとやっている選手からは学ぶことが多かった」
●MF青木剛(鹿島)
「充実した3日間でした。チームでやっていることを見られて、こういうチャンスがあったと思うし、チームで続けてやっていくことが大事だと思う。コンセプトがあったのでそこを意識した。攻守の切り替えとか。昨日のミーティングでも監督が“一番大事なところだ”とおっしゃっていたので。そこを一番意識してやった。鹿島と似ているところがあって、鹿島でも切り替えを意識してやっている。代表もその意識が高い。1本目は攻守の切り替えのところで監督に“もう少しできるんじゃないか”と言われた」
―周囲との連係は?
「みんなうまいので、合わせるとかは感覚でできる選手ばかり。違和感はなかった」
―中村憲剛とのコンビは?
「20分しかやっていないからなんとも言えないけど、やる前から分かっていたけど、ほんとにうまい選手。いい勉強になった。すごいなと思って後ろから見ていた」
●MF柏木陽介(広島)
―GKと1対1のチャンスもあったが?
「(流通経済大のGKが)林じゃなかったらもっと軽く流し込めた(苦笑)。でも走れたから、ああいうチャンスがあったと思うし、そういうプレーが求められているとも思う。でも疲れた」
―守備の意識は?
「守備の仕方が全然違う。広島は1回落として、引いてから行くけど、こっちはハイプレッシャー。難しいけど、感触はつかめたつもり。最後は取られてから追いかけられたし」
―五輪代表とも違う?
「もう忘れました(笑)」
―昨日のアルゼンチン戦は見た?
「見ました。全体の守備はよく守れていたと思う。でも親善試合なんで、もっとチャレンジして欲しかったな。でも良かったんじゃないですか。ボロが出ちゃうんで、これ以上しゃべれないです(苦笑)」
―8月20日のウルグアイ戦は?
「(ウルグアイ戦の会場は札幌ドームで)北海道に行ったことないので、行きたいです。このサッカーは俺に合ってるんじゃないかな。より自分らしさが出せる。攻守の切り替えが早くて、運動量が多くて、中盤は簡単にやってから飛び出すとか、俺がこれまでやってきたことだから」
―途中でボランチに下がったが?
「(金崎)夢生がボランチをあんまりやったことなくて、チェンジした。ボランチになってからの方が守備はしやすかった。前めの方がやりたいけど」
●MF村井慎二(磐田)
―2本目はサイドバックで出場したが?
「サイドバックの選手は戻ってくるのが早い。スピードじゃなくても、意識とか切り替えの早さを持ってやれば早く帰れると思う。自分はそういうところで勝負したい。1対1で仕掛ける場面がチームでは多いけど、代表では走って受けることが多い。勝負するのも好きだけど、一番いいのは複数の選手が絡んでスルーパスを出したり。チームの流れで崩すのが理想と監督も考えていると思うし、そういう部分を自分の中にも取り入れていきたい」
●DF中田浩二(鹿島)
「2本目は疲れました。暑さで。全体としては狙いを持ってやれたと思う。初めて参加して、狙いは理解できたし、いい合宿になった。呼ばれたことはうれしいし、ここがスタート。また呼ばれるように引き続きやっていきたい」
―他の選手とのコミュニケーションは?
「初めての選手も多かったし、練習の中でとか、終わってからとか、宿舎でもご飯を食べながらコミュニケーションを取れた」
●DF阿部翔平(名古屋)
―これまで代表の左サイドバックは固定されてきていないが、自分が入ったらというのは考えていた?
「そういうイメージはなくて、客観的に見ていただけ。自分を当てはめることはなかった」
―攻撃参加が少なかった?
「もうちょっとかな。アップダウンに関しては監督からも“もう少しオーバーラップしていい”と言われた。前への意識をもっと高めていきたい」
―8月20日のウルグアイ戦については?
「行きたいですけど、チームでしっかりやらないと呼ばれないと思うし、この3日間でやったことをチームに持って帰って、そういう意識でやりたい」
(取材・文 西山紘平)
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