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[五輪]チャンスつくった右サイド、内田「緊張はなかった」

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[8.7 北京五輪GL 日本0-1アメリカ 天津]

 痛恨の黒星スタートの中で、DF内田篤人(鹿島)が右サイドから再三チャンスを演出できたのは今後に向けた光明だった。「緊張はなかった。個人的には普通だった」と強心臓ぶりを発揮。前半21分、右CKからトリッキーなプレーで決定機をつくると、前半40分にはMF香川真司のスルーパスから右サイドを抜け出し、鋭いクロスをゴール前に送ったが、走り込んだMF谷口博之よりも一歩早くDFにクリアされた。
 「前半の最初は押し込まれた場面もあったが、こっちがチャンスを作れてからは何度か決定機もあったし、そこで取りきれなかったのが…」と内田。ペースを握った前半を無得点で折り返すと、後半立ち上がりに先制点を許し、その後は疲労と焦りからか攻撃に迫力を欠いた。「前半に比べてボールが落ちつかなくなったが、失点したこともあったししょうがない」。ナイジェリア、オランダと続く残り2戦。内田のプレーが反町ジャパンの命運を握りそうだ。

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