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五輪落選の鹿島・興梠が1ゴール1アシスト「北京に行かなくて良かった」

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[8.16 J1第21節 鹿島4-1東京V カシマ]

 首位の鹿島アントラーズは東京Vに4―1で圧勝し、首位を守った。殊勲は北京五輪代表メンバーから漏れたFW興梠慎三だ。前半19分、GK曽ケ端準のロングキックが相手DFラインを越えると、あきらめずに約50mを全力疾走した興梠が相手GKより先に追いついて左足でゴール左隅に流し込んだ。先制点を含む1得点1アシストの活躍で、スポーツ報知によると「(先制点は)ボールをじっくり見た。ダイレクトで勢いで打った。結果を出したかった」と喜んだ。
 北京五輪メンバーには最終候補まで残りながら、惜しくも落選した。しかし、五輪期間中に鹿島で先発の座を獲得。「将来のことを考えるとこっちの方が大きい。本当に北京に行かなくて良かった。今のオレはないからね」と前向きに話していた。

(文 西山紘平)

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