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浦和vs大分 試合後の選手コメント

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[9.13 J1第23節 浦和0-0大分 埼玉]

 13日のJ1第24節、埼玉スタジアム2002では勝ち点41で並ぶ3位の浦和レッズと4位の大分トリニータが対決した。注目の試合は互いに決定力を欠き0-0のスコアレスドローに終わった。
 以下、試合後の選手コメント

<浦和レッズ>
●FW高原直泰
―試合の感想は?
「自分もチームもまだまだです。今日もそれほど悪いわけではなかったが、FW同士もっと連携を高めていく必要がある。そうしないとACL、Jのこれからの連戦を勝っていけない」

―今日は得点はなかったものの観客を魅了しましたね?
「僕は今年コンディションが一度どん底まで落ちているので、あとは上げるだけです。少しずつだけど状況は良くなっている。本当はもっと足元で簡単に捌いてプレーしたい。前半の動きだが、あれはFWの選手として当然やるべき動きだし、もっともっとFW同士の絡みを増やしていきたい」

●DF田中マルクス闘莉王
―試合の感想は?
「勝ちたかったですが、内容的にはうちがコントロールしているの中での引き分けは厳しいです。それなりにボールも回していた。でも相手もポストに2回ほど当てるなどゴールを脅かされたので何とも言えませんけど。僕らも失点しなかったし、レッズの守備は堅いぞというイメージを持たせることができたのかもしれない」

―結構ユニフォームを引っ張られていたが?
「どんどん相撲大会みたいになっていた。審判もああいう時勇気をもって笛を吹いて欲しいですね」

●DF坪井慶介
―大分の印象は?
「もっとカウンター狙いでくると思っていたので少し以外だった。この結果を良しとしているチームメイトはいないと思う。試合中は、流れの中で相手がゾーンに入ってきたら連携とって固めていこうと心がけていた。でも後半は、スペースを少し自由に使わせてしまった。ドローという結果は悔しい。勝ち点3をとって、気持ちよくACLに臨みたかったのだけれども・・・」

―ACLについて?
「ACLでのアウェー戦の厳しさは分かっている。ここからの連戦はあれこれ考えても仕方ないので、やるだけ。前進のみ」

●MF平川忠亮
―試合の感想は?
「タカ(高原)が非常に良い動きをしてくれていたと思う。だからクロスだけでなく、もっと前向きに攻める形が作れれば良かったのだけれども・・・。後半はタカとのワンツーで良い場面を作ったが、あれを決められなかったのは残念。90分間、勝ち点3だけを目指していただけに、スコアレスドローという結果は悔しい。でも勝ち点1取れただけでもまだ良かったのかもしれない。」

―ACLに向けての気持ちは?
「ACLでは、まずアウェー。アウェーで勝って、今後に少しでも優位な状況を作って帰れるように頑張ります」


<大分トリニータ>
●FW森島康仁
―試合の感想は?
「浦和と戦うのをJ2(セレッソ大阪)時代から楽しみにしてきた。試合の入りは良かったと思う、勝ち試合くらいに捉えている。得点を狙っていた。優勝が見えてきたので、次からはもっと頑張ります」

―守備が良い浦和の印象は?
「浦和も守備が持ち味のチームだと思うが、めちゃくちゃ堅いとは感じなかった。(FKからのヘッドなど)惜しいシーンもあった。あのシュートは完全に入ったと思っただけに悔しい。何よりも今日は絶対に負けたらダメだと言い聞かせていた」

―15戦無敗となりましたが?
「僕がこのチームに来てからチームは負けていないんです。いつかは負ける日がくるが、実はいつ負けてしまうのか不安。負けたらイカンと思っている」

―チーム好調の秘訣は?
「みんなが守備を頑張っていること。それとチームの雰囲気。雰囲気はヤバいくらいに良いです。僕は途中から入ったにも関わらず、5年目くらいかってくらい溶け込めている。バシバシ突っ込んでもらえるし、やりやすい。今はとにかく負けない試合をすることが大事だと思っている」

●MF金崎夢生
―試合の感想は?
「アウェーで最低限の仕事は出来たのかなと思う。今はチームがひとつになって戦えているのが良いし、チームの強みだと思う。ミーティングでも相手のビデオを見てはDFや相手の優れている部分の確認をしているし、そこを潰すように話している」

―森島との連携には慣れたか?
「森島の特徴が段々分かってきたんです。前目でキープする力があるので、早めに彼のサポートをしていければと思いますね」

―ドリブルを何度か止められていたが?
「ドリブルカットされたのは、単に自分の技術不足です。とにかくこれからはアウェーでの試合が続くので、負け無しで進みたい。そうすれば必ず今よりも上に行けると思います。今日は分けたが次からは勝つように頑張ります」

●DF森重真人
―試合の感想は?
「勝ち点1とれて、アウェーで最低限出来たと思う。後半は相手が前がかりになってくるとは分かっていたし、その分前半しっかりと0点に抑えられたのは大きい。前半のような流れが悪い時にでも、どれだけ我慢できるか。それが重要だということ。今後の手応えとなった。でも、今日は負けなくて良かったというのが本音です」

―チーム好調の秘訣は?
「今チームは誰が出ても結果を出せている。それにみんな異論はないと思う。大分の選手はみんな良い状態で臨めている。アウェーで勝てなかった時期もあるけど、それをみんなで乗り越えた。アウェーでも負けない戦いが出来るようになったのはチームとして大きい。それまでは自分の経験も浅かった。今はチームがひとつにまとまっている感じ。試合毎に雰囲気や状態は良くなってきている感じ。それが秘訣かもしれない」

●GK西川周作
―試合の感想は?
「久々の埼玉スタジアムで、満員のスタジアムでプレーできると思ったら興奮して昨夜は寝られなかった。だからこそ最悪でも勝ち点1は欲しかった。うちのチームのほうがひとつにまとまっているように見えたし、セットプレーも惜しい場面があった。とにかく点が欲しかった。それから0点で抑えたことは良かった、収穫です。今はチームの雰囲気が良いのでそれが結果に繋がっていると思う。1年通してこのままの雰囲気で行ければ最高です」

―途中退場の怪我は平気か?
「打撲です。明日検査を受けます。試合中も大丈夫だとは思ったけど、下川さんを信じているし任せました。接触した時も少しだけ痛みがあったぐらいです」


(取材・文 山口雄人)

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