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[ACL]鹿島vs.アデレード・U 選手コメント

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[9.17 ACL準々決勝第1戦 鹿島1-1アデレード・U カシマ]

 鹿島アントラーズはACL準々決勝第1戦でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)と対戦。前半38分に先制されると、前半ロスタイムにオウンゴールで同点に追い付いたが、最後まで勝ち越し点を奪えず、1-1で引き分けた。
以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●FWマルキーニョス
―左サイドに張っていたが?
「(相手の)真ん中はとてもコンパクトで、なかなかチャンスをつくれない。だからサイドに張って1対1の局面をつくって、スピードが遅いという相手の弱点を突いていこうと思った」
―興梠とのワンツーでチャンスもつくっていたが?
「次のアウェーでもそういうプレーを出せればいい。ワンツーで相手のマークを外すプレーとか。スピードではうちが上。スピードを生かしたプレーもどんどん出せれば」

●FW興梠慎三
「アウェーで勝てばいい。前を向ければチャンスはあった。前を向くまでは厳しいマークに遭ったけど、前を向けばなんとかなる」
―試合の入り方は?
「よかったし、前半は相手がガチガチ来ていたけど、後半は疲れもあってあまり来なくなった。思い通りにできたところもあった」
―長身選手の多い相手に対しては?
「単純にセンタリングを上げても相手はデカイので難しいところはある。アウェーの第2戦までに時間があるので、サイドの崩しを工夫していければ」
―立ち上がりは様子を見た?
「様子見はなかった。どんどん前から行こうと言っていたし。点を取られないようにと話していたけど、先制されて。でも慌てずにできていたと思う」
―試合前の印象と違った?
「ビデオで見るよりガツガツ来ていた。でも後半の最後はあまりプレッシャーがかかってこなかった。引いて受けたらフリーでできたし、それを次に生かしたい」

●MF小笠原満男
「勝ちに行こうと試合に入って、結果は引き分けたけど、向こうで勝てばいい。思うような結果は出なかったけど、(ホーム&アウェーで)2試合あるので。アウェーで勝ちに行くのは逆に楽しみ。チャンスをつくれないこともないし、向こうでやっても勝てない相手じゃない。アウェーだろうとうちらしいサッカーをしたい」
―相手の弱点は何かあった?
「細かいパス回しとドリブルに弱い」

●MF青木剛
「逆に向こうに行った方がグラウンドはいいと思うし、アントラーズらしいサッカーができると思う。ある程度サイドを崩せるのも判明したし、そこを徹底して突けばチャンスは生まれる。前半もサイドでチャンスをつくれたし、後半は徹底していこうと話していた。単純に入れてもダメだし、深いところまでえぐって低いボールとか早いボールとかを入れていこうと。空中戦では向こうが上でも、動き出しとかで通用するところもある」

●DF内田篤人
「あと少しのところで、自分を含めて思い切りがなかったかな」
―同点ゴールの場面は?
「マルキーニョスを狙ったけど。入ってよかった。入ると思ってなかったよ、全然。たまたま。狙ったわけじゃないし、引き分けで終われてよかったなという感じ」
―右サイドから再三攻撃参加したが?
「ダニーロも(増田)誓志さんもボールをキープできるし、2トップもボールがおさまる。横で(小笠原)満男さんもサポートしてくれてパスコースがいっぱいあった」
―アウェーでゴールが必要になったが、崩せそうか?
「崩せないと困るし。次また頑張ります」

(取材・文 西山紘平)

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