川崎フロンターレFWジュニーニョ(31)が日本国籍取得を断念したことが分かった。来日6年目となるジュニーニョは、今年3月に「日本代表に入りたい」と帰化希望を表明。だが26日付サンケイスポーツによると、代理人のテオ・コンスタンチン氏が25日に「帰化はなくなりました。やはり言葉の問題が一番大きかった」と語ったという。
　関係省庁での面談で「生年月日は?」と聞かれたとき、意味が分からず答えられなかった模様。昨季22得点でJ1得点王に輝いた快足ストライカーの日本代表入りは、決定力不足解消への切り札になると岡田武史監督(52)も期待していただけに、残念な結果になった。

(文　吉田太郎)